日本にある全てのブラック企業の根絶を目指して

丸紅梶uワークライフバランス・キャリア・退職理由を暴露」

 

ワークライフバランス

 

食料、営業、課長、在籍15〜20年、現職(回答時)、新卒入社、男性、丸紅、正社員

 

昔はブラック企業顔負けの会社寝泊まりが当たり前だったが、最近はワークライフバランスや働き方改革が進んでおり、休みも取れる。人は良い人が多いが、仕事ができる人は少ない。かなりノホホンとしており、力のある人間は物足りなさから去る人間が多い。

 

逆に考えると大して仕事をせずに給料が世の中では高い為、人に優しい会社。中には昭和的な働き方を是とする幹部もまだ残っていることから、ゴールデンウィークやお盆は海外出張を入れることが多い。会社としては働きやすいので、いい会社。但し判断が遅い、官僚的な部分が残念なところ。バリバリやりたい人には向かない。

 

部門経理、在籍3〜5年、退社済み(2020年より前)、新卒入社、男性、丸紅、正社員

 

管理部門に限るかもしれないが、繁忙期以外は基本土日休みなのでワークライフバランスはかなり良いと思う。もちろん、平日の残業時間はある程度あるが(月間平均60-70時間程度)、これも部署によるし、残業代はしっかり出るので、申し分ないと思う。

 

営業だと土日関係なく出張が入り、1-2ヶ月現場張り付きのようなことも普通なので、ワークライフバランスといった点ではワークの比重が大きいかもしれない。商社は部署による差が激しいので転職前にそのあたりの調査はしておいた方が良いと思う。

 

営業、在籍3〜5年、退社済み(2020年より前)、新卒入社、男性、丸紅、正社員

 

帰宅は早くて20時。取引先が海外の場合、時差の為、日本が夜になってからメール等のやり取りが本格化する為、必然的に帰宅は夜遅くなる。部署にもよるが、深夜までの残業も珍しくない。よって、平日はほぼプライベートは無くなる。夏休みの取得は徹底されている一方、普段の有給の消化率は低い。有給を取る人がいると、珍しいと感じる。

 

退社時間や有給取得は、上司や同僚の目を気にしなければ、早く退社し、どんどん有給を申請できる環境ではあると思う。一方で周囲に気を使ってしまう人は、帰りたくても帰れない空気にストレスを感じてしまう。その為、平日の夜の予定は時間が読めない。

 

期限の定めのない長期の海外出張となれば、尚、プライベートは削られる。海外が好きな人であれば、現地の食事や現地でのコミュニケーションなどから楽しみを見出す事が出来るのかもしれないが、そうでなければ、コミュニケーションのストレスや業務量の増加などのストレスがただただ増すだけとなるだろう。全社的に、海外好きが好きな人が多い印象だが、当然、海外旅行と海外出張は全く別物であり、やはり英語に得意意識がなければ、営業では肩身が狭くなる。

 

キャリア

 

管理部門、総合職、在籍3年未満、退社済み(2020年より前)、中途入社、男性、丸紅、正社員

 

働きがい:
多種多様なビジネスに関わる機会があり、伝統的なビジネスから最先端の分野、あるいは未開のエリアでのビジネスに関与することができるのは大きな魅力と思います。

 

成長・キャリア開発:
若手のうちから、場所の希望を出せたり、異動の機会を設けたりするなど、キャリア開発は意欲があれば様々なチャレンジが可能であるように思います。他方で、大きな組織だけに、若手のうちに、自分のアイデアを形にするという経験を積むのは中々難しい部分があります。年次が上がるか、上司を巻き込む相当なビジョン、腕力がないと、難しいように思います。事業会社に出向したり、海外勤務の機会は多いので、本社を離れると、そのような経験はえやすくなるかもしれません。

 

繊維、事務、在籍15〜20年、退社済み(2015年より前)、新卒入社、女性、丸紅、正社員

 

働きがい:
色々な部門があるため、経験が豊富にできました。 研修も整っているため、成長できました。 責任を持ってやらなければならない仕事が多いため、働きがいはありました。 転勤もおおくありましたが、自分の望むところに必ずしもいけるわけではないので、ちがった場合はどうするかをかんがえなければいけませんでした。

 

成長・キャリア開発:
自分の担当する分野の研修等は、自分から望めば受講できました。会社からの補助もありました。 自分でやりたいことを明確にすれば、大いに成長できると思います。

 

経理、在籍5〜10年、退社済み(2020年より前)、新卒入社、男性、丸紅、正社員

 

働きがい:
企業体質が古く、若手にはごくかんたんな仕事しか回されてこない。そのため、働きがいを感じる場面は多いとは言えないだろう。部署にもよるだろうが、管理部門の多くはそうであり、営業部門であっても、親新設の先進的な部署やグループ出ない限り、古い体質を継続し続けている場所が多いのではないだろうかと、いつも感じていたのである。一般的な経理の知識、社内での管理職への事前に行う根回しについては在職期間中にかなり上手くなったと思うことができた。根回しは無駄な時間と思われる方も多いだろうが、大きな組織だ働くとき、プロジェクトを円滑にすすめるためにはなくてはならないスキルだと考えられる。

 

成長・キャリア開発:
キャリア開発については、英語や中国語、スペイン語といった語学面、経理的な資格の取得をすることができ、スキル面では開発ができてきたと考えられるのではないだろうか。しかしながら、若手は大きな責任のある仕事を任されないということを考えると、コンサルファームやベンチャーと比較するとファーストハンドの経験が不足しており、アピールのできるポイントがあまりないのではないかとも思われる。会社のネームバリューが一番の支えとなっております、独立は難しいきゃりあとなっている。

 

退職理由

 

総合職、在籍5〜10年、退社済み(2015年より前)、新卒入社、男性、丸紅、正社員

 

よく総合商社は背番号制と言われる通り、一度配属された部門で扱う商品のプロフェッショナルとして育成されることが多いです。海外の一流トレーナーと凌ぎを削らなければならないため、仕方ない育成方針ではありますが、最終的なキャリアてして子会社の社長などの経営者になる上で、商品知識や人脈だけはなく、経営者に求められる幅広い知識が必要です。

 

ただ、そうした経営者を育てるという意識は会社として低く、営業のプロを育てるんだという方針であり、結果子会社経営がうまくいかないことが多々見られたことが退職理由です。

 

営業、在籍3年未満、現職(回答時)、新卒入社、男性、丸紅、正社員

 

社内の風通しの良さ、挑戦する社風を掲げているが、実際にそうであるかということに関して疑問が生じる。基本的にはトップダウンで物事が進み、中間管理職も社内資料作成や社内での根回しに奔走している姿を見ると、将来のことを考えた時に不安を感じるのが事実。加えて、仕事が出来る・出来ないにかかわらず給与に大きな差は出ないし、その時の部署の業績に大きく左右されるため、市況に大きく影響を受ける部署にいると自分の頑張りが反映されていないように感じるのも事実。

 

加えて、研修は正直充実しておらず、OJTで育てると謳っているが、実際には部署によって若手は資料作成や雑用を任せられることが多く、同期入社の人間や他社の人間と比べて差をつけられていると感じている同期も多く、不満が多い。加えて、昔ながらの日本企業という雰囲気が根強く残っており、プライベート拘束されるのは正直キツい。

 

営業本部、在籍20年以上、退社済み(2020年より前)、新卒入社、男性、丸紅、正社員

 

管理部門が強すぎて攻めの経営ができない。重点分野とそうでない分野の区別が経営戦略上でなされておらず、成長分野でも僅かな金額の投資にも多大な時間と労力がかかり、士気を削いでしまう傾向がある。結局やりたいことができないというのが主要因。全社ではないが、正当な評価がなされず、表層部分で上手く立ち回りそつなく忖度できる人間が評価される文化に嫌気がさした。

 
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