日本にある全てのブラック企業の根絶を目指して

アサヒビール(株)「ワークライフバランス・キャリア・退職理由を暴露」

 

ワークライフバランス

 

営業、在籍3〜5年、退社済み(2020年より前)、中途入社、男性、アサヒビール、正社員

 

休日出勤は、基本毎月あって、時間外労働は40時間以上すると始末書レベル。上司が悪いと村八分にされ、退職して行く者も何人も見た。
ただ、スーパードライが好きで自分の好きなものを売れる喜びは大きくそれだけが自分の中で頑張る意欲になった。同期や同僚との飲み会も週に何度もあり、飲みの場は嫌いじゃないので私は楽しかった。週に一度と部内会議があるが毎回同じ内容。月に1度全体会議があるが、趣旨が不明。下っ端の意見はあまり尊重されずに受け流される。

 

営業、在籍3〜5年、退社済み(2020年より前)、新卒入社、女性、アサヒビール、正社員

 

一部の職場ではフレックス制度が設けられており、自分のペースで働くことが出来る。

 

良い点:体調不良の際の柔軟な働き方、通院、平日のプライベートを充実させることができる。拠点にによっては、コアタイムもなく、理由を言わなくていいため、プライバシーも確保されている。体調管理にもつながり、働き方としてはとてもいい。夜に仕事が入っている場合は無理に定時出社する必要もなく、企業としても無駄な残業の削減につながっている。人によっては通勤ラッシュを避けて、出社することも可能。

 

悪い点:制度だけが先行し、まだ実態としては活用されていない部分も多い。一部社内では日本の古い体質が残っているため、朝は早く出社、早朝ミーティング等が残っており上長クラスではこの制度自体に反対の声も上がっている。また、酒類を扱う会社だけに制度を活用した際に、二日酔い等不本意な疑いをかけられることが多く不快な思いをした。

 

営業職の場合は、得意先自体ではフレックス活用中に対応を求められることもあり、営業職には全く役立たない。要は、上司や営業所次第の制度であり、会社全体で制度と実態が伴うのはまだまだ時間がかかるものと思った方がいい。近年の働き方改革の一環で少しましになっていると聞いたが。

 

事務、在籍3年未満、現職(回答時)、新卒入社、女性、アサヒビール、正社員

 

どちらかというと、ワークライフバランスは取りにくいと思います。特に独身のうちは、先輩社員に飲みに誘われることが多く、帰りが遅くなることが多いです。また、年配の上司はとくに、早く仕事が終わったら飲みに行くことが常態化しており、断れない雰囲気もあるため、疲れていたり仕事が残っていても付き合わなければならず、仕事以外の部分でも疲れることが多々あります。また、土日など、ゴルフに連れ出されたりすることもあり、断ると付き合いが悪いと言われたり非常に古い企業体質であると感じます。

 

キャリア

 

営業、在籍5〜10年、現職(回答時)、新卒入社、男性、アサヒビール、正社員

 

働きがい:
部署によって異なるはずだが、メンバーの活動を称え合う風土は比較的醸成されているように感じる。良くも悪くも定性面での出来不出来を評価する傾向があり、取り組む姿勢が評価されることも多い。

 

成長・キャリア開発:
様々な部署があり、人それぞれのキャリアパスを描けるのは大企業ならではの強み。ただし企業としては人材は非流動的な性質も強く、加えて転勤リスクも強いため、希望通りのキャリアを進めるかどうかは運次第。メーカーとして商品ありきの活動であるため個人の実力というよりも、商品力重視。会社の看板があるからこそ進められる話も多いため、そこのところを意識しないと、市場価値はあげていくこのが難しいのではと感じる。

 

事務職、在籍20年以上、現職(回答時)、中途入社、女性、アサヒビール、正社員

 

働きがい:
与えられた業務を工夫しながら、楽しくやっていれば、いつのまにか、人から頼られることもあるし、社内での人間関係もスムーズになる。どうしても業務が合わない場合は上司に相談して異動も出来るし、周囲に相談出来る雰囲気がある。就業意欲は自分がどうとらえるかによるところが大きいため、精神論ではないが、最初の壁を乗り越えれば、その後はかなり楽になると思う。

 

人事評価はMBOを採用している。自己評価に対し、上長が評価し、採点、結果を本人フィードバックする流れとなっている。業績目標の他に各個人が立てた定量目標やプロセス目標もあり、主体的な目標設定となっている。当然、それには経営目標である組織目標との整合性が問われる。評価に際しては、面談が中心だが、人事の指導で上長への教育もあり、評価基準には公平性が求められている。

 

成長・キャリア開発:
異動した先でさまざまな資格や実務のスキルアップが出来る。人事も自己啓発には力を入れている。それぞれの部署(部門)にはさまざまなスキルが必要であるため、やる気があれば、習得できる。若手社員には「ころんでもタダで起き上がるな、何かをつかんで起き上がれ」と言いたい。配属になった部署や与えられた業務が意に沿わない場合でもその道のプロになれば唯一の人になれる。つまり、役職ではなく、仕事のプロになれば、やりがいが感じられる。会社が楽しいかどうかは本人次第。これは当社に限ったことではないが。

 

営業、在籍3〜5年、退社済み(2015年より前)、新卒入社、男性、アサヒビール、正社員

 

働きがい:
若い営業でも頑張りと成果を出せば、早い時点で本社勤務での営業になる人も多くいたので、若い世代にチャンスを与える風土であり、その面については働き甲斐がありました。また福利厚生が非常に手厚く、給与以外の家賃補助や、育休や有休消化の取得率は私の部署では100%に近くあったこともあり、働きやすさの面でも整っていたと思います。

 

退職理由

 

営業、在籍3年未満、現職(回答時)、新卒入社、男性、アサヒビール、正社員

 

ほとんど自分の時間がない。人生働くことに生きがいを見出したいのであれば非常にいい企業だと思う。しかし、そう出ない場合は、頑張っても給料に反映はされず、日々ストレスが溜まるだけ。アフターファイブなんてものは存在しなく、業務用になると帰りはほぼ23時以降。アルコールも入っているため落ち着けなく、次の日にひびきながら仕事をすることになる。また、自身の体調管理をすることが非常に難しく、体重は増え、肝臓は傷める。

 

営業、在籍5〜10年、現職(回答時)、中途入社、女性、アサヒビール、正社員

 

店舗にてビールを運ぶという体力面、それだけです。他は特に文句なしの会社だと思います。契約社員でも大切にされていると感じます。ただ、これから結婚、出産を控えている女性には産休、育休はありますが、契約社員にとっては取得後体力的に現場に戻れるのかという疑問もあります。残業は個人によりますが、きちんとスケジュールを組んで回れば少ないです。また5年以上の契約もありますが狭き門になってきている気もします。それはこれからの働き方改革などの政治に左右されるのかもしれません。社内の雰囲気はとてもよいです。

 

営業、在籍3〜5年、退社済み(2020年より前)、中途入社、男性、アサヒビール、正社員

 

在籍していた当初は1年更新で5年満期の有期雇用でしたが、途中で法改正があり、一定の成績を残せば5年目以降も無期雇用されるという制度になりました。ただ、あくまで契約社員という雇用形態でアサヒビール本体への正社員登用はなく、グループ企業への推薦しかありませんでした。グループ企業には自分にとって魅力的な会社がなく、他社で正社員に転職が決まったので退職しました。

 
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