日本にある全てのブラック企業の根絶を目指して

日産自動車梶u志望動機・転職理由・ミスマッチを暴露」

 

志望動機・転職理由・ミスマッチ

 

経理、在籍5〜10年、退社済み(2015年より前)、新卒入社、女性、日産自動車

 

入社を決めた理由:
自動車が好きだった。自動車業界の裾野の広さに興味があり、ヒトモノカネのダイナミックな動きというのを感じたかった。

 

「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」:
実際、一瞬ではあるが感じることができた。同僚や先輩も優秀な方が多かった。リーマンショックにより事業の鈍化が顕著になりワークシェアや残業なしなど多くの制限下に置かれた。若いこともあり、チャレンジしたい気持ちが非常に高くバリバリに働きたかった自分にとって、古い独自システムで進める型にはまった業務に魅力を感じることができなかった。社内で部署異動できる制度もあったが、入社年月による順番待ちで自分に回ってくるのもだいぶ先と判明し、転職を決意した。

 

開発、在籍5〜10年、現職(回答時)、新卒入社、男性、日産自動車

 

入社を決めた理由:
大きく3つあります。1つは、日本・世界の基幹産業で働くことで、世の中のたくさんの人の役に立ち、仕事に誇りを持ちたいと思ったからです。大学の頃から、誇りの持てる仕事がしたいという軸を持っていました。業界分析の結果、これまでの日本・世界経済を支えてきた自動車業界は裾野が広く、お客様も世界中にいるため、この業界で働くことでよりたくさんの人の役に立ち、やりがいを感じる仕事ができると思いました。

 

2つ目は、電動化・知能化という自動車業界のトレンド技術に特化しており将来性を感じたからです。裾野が広いとはいえ、自動車業界は成長産業かどうか疑問でした。しかし、ヨーロッパを中心に電動車シフトが起こっていること、日本や中国などでは自動運転を取り入れる動きが盛んであることを知り、電動化・知能化の技術を抑えていることが今後のトレンドとなると感じました。同社は自動車メーカーの中でも電動化・知能化に力を入れているため(商品化含め)、将来性を強く感じました。

 

3つ目は、父が同社のミニバン車を10年以上使用しており、幼い頃から同社の車に愛着があったからです。父はセダンから同社のミニバンに乗り換えたのですが、車内空間が広くなり、移動が一気に楽しくなったのを覚えています。移動先では広い車内で母の作った弁当を食べたり、シートを倒して家族全員で寝たり、たくさんの思い出を提供してくれました。私もお客様の思い出に残るようなクルマを作り、同社に対して恩返しをしたいと思いました。

 

「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」:
日産に限った話ではないかもしれませんが、完成車メーカーはものを作る側でなく発注する側であるということ。技術志向の高い方の入社はおすすめできません。プロジェクトの規模が大きいので、計画通りにプロジェクトを進めることが主な業務で、実際に物を作るのは下請け企業になります。設計担当であっても、技術的な検討よりも関連部署や取引先の企業との打ち合わせ、会議が主な業務になります。自動車そのものに興味があまりない方だと仕事がつまらなく感じると思います。

 

研究開発、在籍3年未満、現職(回答時)、新卒入社、男性、日産自動車

 

入社を決めた理由:
研究開発の勤務地が神奈川に集中しており、同業他社と比較して都会で勤務できること。外国資本が入っていることから、フレックスや有給消化などで、他社より柔軟にワークライフバランスを保てると思ったため。

 

「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」:
研究開発で神奈川以外に配属されることはほとんどない。また、フレックスや在宅勤務、有給休暇の取得が社内に浸透しているため、非常に働きやすい。職位が上がると残業時間も増えていくが、労働基準法は守られており、サービス残業もない。入社してから不祥事続きで、この会社大丈夫か?と幾度も感じた。また、サプライヤー任せなことも多く、担当者にこれはどうなってるのか、と聞くと確認しないとわからない、と言われることが多き心配になることもあるのでスキルを磨きたい人には不向き。働きやすさは、色々な部門、視点から見ないと何とも言えないがワークライフバランス的には、問題ない。

 

管理部門、スタッフ、在籍3年未満、現職(回答時)、中途入社、女性、日産自動車

 

入社を決めた理由:
以前の企業がかなりブラックだったのでよりワークライフバランスがとれ、かつグローバルな環境で仕事をしたかったから。色々問題を抱えていたり、業績が悪かったり企業としてはあまり良い状況では無かったものの、面接で会った社員の方がそんな状況でもかなり前向きな印象かつ人柄がよかったので、入社を決めた。

 

「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」:
概ね上記の印象は正しかったが、チーム編成の改変によりかなり部の印象が変わったので、そういったコンティンジェンシーエレメントも考慮すべきだった。意外と内部の人間関係の複雑さを入社後しばらく経ってから感じたので、しがらみや社内政治といったことが苦手な場合には不向きな会社だと思う。車を製造している企業のため、もちろん大の車好きもいるが、免許を持っていない人も文系間接部門の場合はいる。とは言うものの、車自体にそこまで興味がないと実際には業務が結構辛いと言う現実はあると思う。

 

生産部門、在籍5〜10年、現職(回答時)、新卒入社、男性、日産自動車

 

入社を決めた理由:
日本経済を支える自動車に関わりたいと考え、また勤務地の希望として関東圏が良かったため、本社が横浜にある日産にした。自動運転や電気自動車のパイオニアであり、技術面では世界一とも言える部分があることも将来性のある会社だと判断した。

 

「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」:
日本国内にも拠点が多く、出張などを含めワイドに働くことができる。グローバル視点でも海外に出張を行くことがあるが、これは部署によっていける行けないがあるので、入社前に確認した方が良い。ダイバーシティな環境は入った後もイメージと合う一方、日系企業的な文化は濃く残って居て、英語を全く使えないシニアや年功序列の評価制度も残る。入社当時は、外部人財が活躍できる社風があり魅力的でした。ただし、現状はボトムアップで改善を提案したり、各個人のリーダーシップで会社を変えられる環境とは言えなくなってきていると思います。

 

R&D、在籍20年以上、現職(回答時)、中途入社、男性、日産自動車

 

入社を決めた理由:
前職が派遣社員だったため、安定した正社員の地位が欲しかったから。当時は、自動車とは関係ない業種からの転職も歓迎されたので、受けてみたら受かった、というのが正直なところ。

 

「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」:
少なくとも、正社員としての地位は確保できたので、妥当と言えば妥当。また、R&Dは人が足りないので、おそらく、リストラはやりにくい。ただし、いわゆる日本企業なので、外資のような働き方を夢見ていると、現状に挫折する。自分から売り込んでも、能力がどれだけ高くても、上司が引き上げてくれるかどうかがすべて。なので、上を目指すというなら、ある程度運任せであることを肝に銘じておくべき。入社理由は妥当だった。自動車メーカーの技術は、基本サプライヤ依存で、自ら技術開発する割合は非常に少ないことを認識しておくべき。会社の部門間やサプライヤとの調整業務、技術のアセンブリや上長へのレポートがメインの仕事になる。特に素材や部品等のメーカー、大学などの研究者で、自動車メーカーに転職を検討している方は、上記を認識した上で入社した方が良い。カルチャーショックで辞めてしまう中途の方が多い。自ら技術開発しているのは、自動運転関連のソフト開発や一部のパワートレインくらいかも。

 

管理部門、在籍3年未満、現職(回答時)、中途入社、男性、日産自動車

 

入社を決めた理由:
日本にいながら外国で働いているような貴重な環境の中で語学力や異文化での業務スキルを高められるから。日本の産業の中心で、トップレベルの規模の企業で学べることがあると思ったから。

 

「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」:
選考におけるTOEIC800点などといったハードルは最低限のレベルと思った方が良い。私はそれくらいの点数ですが、入社して私より明らかに英語ができなそうな人は見たことありません。入社してから業務そのものがわからない上に英語もよくわからずかなり地獄を見ました。世間一般では800点もあればそこそこ英語ができる部類ですがここでは底辺です。

 

開発、在籍15〜20年、現職(回答時)、中途入社、男性、日産自動車

 

入社を決めた理由:
新しい分野、グローバル展開している企業で、スキル、キャリアを積み上げたいとの理由でした。また、首都圏に本社、事業所があることも決め手の一つ。

 

「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」:
入社当初は、プロジェクトの進め方、カルチャーの違いに戸惑うことが多々ありましたが、やがて希望した職種、部署にて業務遂行、キャリアを積み上げることができました。ただし、他OEMでよく言われるように、社内調整業務がメインであり、”ものづくり”、”技術開発”を自らの手で行う、どっぷり浸かる、というのはできません。当然ですが、OEMの中で自社開発(自分自身で図面、部品選定、評価実験)をする文化は多くないので、そこは気を付ける必要があります。下手すると、一切、市場で評価されるような職能は身につかず、社内の調整部署(取りまとめ部署)で、会議設定、各種数字のまとめ作業に追われる日々を送ることになります。

 

R&D、技術、在籍3〜5年、退社済み(2020年より前)、新卒入社、女性、日産自動車

 

入社を決めた理由:
ダイバーシティを推進していた点。同業他社がダイバーシティの推進では女性の活躍のみをあげているところが多かったが、女性の活躍だけでなく、多国籍、宗教などにも着目して推進しているとの話があったため、本来のダイバーシティとして推進されているのかなと感じ、女性の活躍から次の段階へ移っている会社という印象をもったから。

 

「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」:
ダイバーシティが強みのはずだが、それが生かされてるシーンやクルマが思い浮かばない。(アライアンスがダイバーシティになってしまうならば、それによるシナジー効果はあるんだろうが)同期も多国籍であったし、働く上で日本人以外と接する機会は多くある。ただ、相手の文化等を学ぶ機会というのは本人と相手とのコミュニケーション次第だし、食堂のメニューもハラール対応等をしてないので、ムスリムの人等は自分でお弁当作ってきたりと一般的な世の中と差異がなく、推進している部分が目に見えて思い浮かばない。

 

研究開発、在籍5〜10年、現職(回答時)、新卒入社、男性、日産自動車

 

入社を決めた理由:
自動車産業という、仕事の結果が世間に与える影響が大きい業種で、自分の能力を発揮し、社会に貢献できれば良いと思った。また、日産自動車はダイバーシティを前面に掲げている印象があったため、多様な価値観の中で自分の能力を磨ければと思った。個人的には、物を作ることや車の運転が好きだったため、その点も志望理由の一つとして挙げられる。

 

「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」:
ルノーや外国の拠点の人間と接する機会が多く、日々ダイバーシティを感じる場面に遭遇する。特に技術員であれば英語でのコミュニケーションができることは必須で、簡単なコミュニケーションが苦にならない程度の語学力を身に着けれいれば仕事がやりやすくなる。一方、これは大会社において一般的と言えるかもしれないが、良くも悪くも仕事の細分化が進んでいる。自分の仕事の結果が巡り巡って車という商品にどう結びつくのか、なかなかイメージし辛い社員も多いと思う。また、開発のスパンは非常に短くなってきており、厳しい納期を前にして余裕のない状況が続いている。

 
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