日本にある全てのブラック企業の根絶を目指して

ソニー梶u志望動機・転職理由・ミスマッチを暴露」

 

志望動機・転職理由・ミスマッチ

 

管理部門、在籍3〜5年、現職(回答時)、中途入社、男性、ソニーグループ

 

入社を決めた理由:
巷で言われているオープンな社風などに惹かれて

 

「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」:
一部は、創業当時のベンチャー企業的なスピリットを残している組織はあると思いますが、もはや希少価値の天然記念物だと思います。残念ながら、大半の事業部門の組織は、官僚化&肥大化&重層化しており、日本の典型的大企業の組織です。(コンセンサスを重視しすぎで意思決定がめちゃくちゃ遅い、保守的、人が多すぎて、「船頭多くして。船山に上る」組織になってしまう、業務内容が細分化されすぎている等)他の会社と比べ、多少意見が言いやすい程度です。それくらいの風通しのレベルです。そこはあまり期待しない方が良いです。また、巷(経済紙のインタビューなど)に登場するOBのような天才肌・個性的なタイプの方は、もはや少数派で、どちらかというと、秀才タイプの方が圧倒的多数だと思います。(その点は、他の同業他社の大企業とそう変わらないのではないでしょうか)

 

ソフトウェアエンジニア、在籍10〜15年、現職(回答時)、新卒入社、女性、ソニーグループ

 

入社を決めた理由:
様々な分野のプロダクトを持っている。
ベンダーコントロールだけではなく、実力をつけられる仕事が出来る。
と思ったから

 

「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」:
部署が違うと連携なんてとれないし、同じ部署内でも情報が流れずに、近くで似たようなことをよくやっている。若いうちは自分で手を動かす仕事が多いが、割と早くベンダーコントロールを求められるようになってしまった。また、人が特徴的な人が多く面白い一方で、自分の仕事に絶対的な自信を持っている圧力的な人が多く、個人的にはとても嫌だった。一見そうとは見えないが、人と本当の意味でのコミュニケーションをとるのが苦手な、隠れコミュ障が多かったのは予想外だった。

 

エンジニア、在籍5〜10年、退社済み(2020年より前)、新卒入社、男性、ソニーグループ

 

入社を決めた理由:
世界に誇れる日本ブランドのメーカー。自ら設計した商品が世界中で販売されるということにやりがいを感じたため。

 

「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」:
商品設計志望の場合は、自分が携わりたい商品カテゴリーを明確にしておく必要がある。特に希望がない場合や漠然としている場合は、新商品のラインナップが多く、しっかり利益を出している商品カテゴリーの部門を希望すると良い。社内設計のモデルが多く、商品設計の場数を踏む事ができ、短期での成長が期待できる。また、商品によっては、一商品の一部分の設計しか担当できない場合、全体の設計を担当できる場合などあるので、事前に確認する必要がある。

 

経営企画、事業企画、在籍3年未満、現職(回答時)、中途入社、男性、ソニーグループ

 

入社を決めた理由:
日本を代表するメーカーで、プライドを持って仕事に取り組めると感じたから。また、世の中にない市場を作り出すパイオニアの文化が根付いているから。

 

「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」:
基本的に期待していた通りです。ただ、グループを横断する取り組みなどはなかなかハードルが高く(特にゲームや音楽)、コンテンツとハードを持ち合わせているコングロマリット企業の強みを活かしきれていないのでは?と感じる部分は、外からも中からも感じている方は多いと思います。

 

開発、在籍15〜20年、現職(回答時)、新卒入社、男性、ソニーグループ

 

入社を決めた理由:
企業理念に共感したのと、新しいものを創りたいと思い入社した。あとOB訪問や面接で会った社員にスマートな人が多く、魅力を感じた。

 

「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」:
ソニーの文化は今でも残っていると感じる。とはいえ大企業なので、できることとできないことがある。合わない場合はあまり無理して働き続けないほうが良いかもしれない。新しいことを学んだり創ったり、自分で風を起こすのが好きな人や、社内でやりたいことがある人には向いてる会社だと思うし、そういうのがない人や苦手な人は向いてないと思う。特に受動的な人にはあまりおすすめしない。

 

Marketing、在籍5〜10年、現職(回答時)、新卒入社、男性、ソニーグループ

 

入社を決めた理由:
面接の際、社員が気取らずにフランクだったのが好印象だった。また、他の企業面接では、志望理由などあまり聞いても意味がないようなことを茶番的に聞いてくるパターンが多かったが、そういった茶番なしでも内定を出してもらえたところに逆に惹かれた。

 

「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」:
実際に入社してみると、やはりすべてフランクに話せるわけではないことを知った。たとえば、実際にマネジメントに話すときに「僕」という風にいうと先輩社員から「私」にしなさい!と注意されたりする。

 

技術者、在籍5〜10年、現職(回答時)、新卒入社、男性、ソニーグループ

 

入社を決めた理由:
グローバルで世界中誰でも認知されている、多くの人類の生活の質の向上に貢献している日本トップメーカーであるため。また、技術者が活躍しやすい体制や雰囲気を有していると判断したため。

 

「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」:
手取り足取り教育し0から育てるという社風ではなく、個々人の持ちうるスキルで成果を出すことを求められ、必要とあらば自分で時間を見つけて勉強し技術習得することをしなければさらに上では活躍出来ないため、自立して自分のやりたいことを前向きに進められる人に向いている。誰かに何か言われて、何も決められない人には向いていない。もう一点は、ソニーという大会社という性質上、ある程度の事業規模や世界へのインパクトを与えるようなビッグピクチャーの事業を行うことが良しとされる風潮があるため、スモールに何かをやりたい場合必ずしも十分に商品事業開発が進められるかと言えば道半ばである。もちろん社内外を巻き込んだスタートアップ投資や社内ベンチャー活動も近年活発に仕組みが整えられ実施されているが、現時点ではマイノリティである。給与については国内電機メーカーとしては業界トップではあるが、1500万円を超えるような給与を若くから求める場合は外資か業種を変えることを検討した方が良い。

 

経理、管理職、在籍20年以上、退社済み(2020年より前)、新卒入社、男性、ソニーグループ

 

入社を決めた理由:
ソニーは、ビデオ・CD・オーディオ機器・テレビ等のコンスーマープロダクツで有名でしたが、放送機器においてもダントツの世界シェアがありました。そんな事は全く知らずに最終面接(3回目)の後にノンコンのショールームである「メディアワールド」を見学させてもらい、もの凄く感動し、入社を決めました。また、多くの日本企業は、景気に左右され、市場に左右されますが、ソニーは日本企業としては珍しい「市場を作る」ユニークな存在であったというのが二つ目の理由です。ソニーは、当時「モルモット企業」と言われることもありましたが、実際に入社してみると社員はチャレンジ精神に富んでおり、「市場に左右されるのではなく、市場を作る」企業であることを実感しました。
その結果、映画、音楽、AV機器、ゲームの全てで世界No.1になり、一人勝ちと言われた時期もありました。

 

「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」:
入社当時は妥当でした。但し、今のソニーは当時のソニーとは全くの別物です。復活したという記事も見ますが、経営成績が改善しただけで、ソニーらしさまで復活した訳ではないという認識です。

 

エンジニア、在籍20年以上、現職(回答時)、新卒入社、男性、ソニーグループ

 

入社を決めた理由:
当時バブル期でソニーは理系学生の就職人気ランキングでも上位だった。当時は学校推薦があり推薦が取れたので入社を決めた。日本全体の景気も良くエレクトロニクスの会社に入社して自分で新たな製品を開発商品化したいという思いがあった。いろいろな会社を見てソニーが一番給与面でも良く、自由な雰囲気があった。

 

「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」:
給与面では電機の中では良いと思う。職場の雰囲気は概ね自由だが、職場にもよる。2000年の前半までは、自社でいろいろ試しながら開発商品化をしてたが、2000年の後半からは積極的に社外の技術を取り入れて、製造もODMの活用とかを進めてきてた。自分の商品は。自分のキャリアも技術を開発するところのウエイトよりも応用したりプロジェクトマネジメントがメインになった。入社当時はエレクトロニクスの会社だったが今では金融とエンターテイメントが収益の柱になっている。エレクトロニクスでそこそこ給与が良くて何か新しいことをやらせてくれるという意味ではお勧めしますが、自分でいろいろと専門以外のところも間口を広げていくような行動をとらないと使えない中年にあっと言う間になるので要注意。あと立ち回りだけがうまい人も割と多いので人を見る目が大事。

 

企画・マーケティング、在籍15〜20年、退社済み(2020年より前)、中途入社、男性、ソニーグループ

 

入社を決めた理由:
2000年前後の、出井会長にそれなりのカリスマ性があって、社内が混乱する直前の時期に入社した。当時は間違いなくエクセレントカンパニーだったし、超が付くほど優秀な人材も多数いた。もちろん凡人やお荷物社員のほうが割合は多かっただろうが、志を高く持って働けばキャリアアップにはつながる環境だったし、実際に、そのころに活躍し、その後別の企業に転身してステップアップしていったOBも少なくなかった。そういった環境に自分も身を置きたいと考えての入社だった。

 

「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」:
(入社理由の続き)そうはいっても大勢の社員がいて、いわゆる大企業病にはかかりやすい環境だったため、その後の業績悪化と社内の混乱は著しく、社会人としてステップアップしていく意味では、随分と無駄な時間を過ごしてしまった。これは予想できなかった。苦境の時代に所属し続けたことで学ぶことも多かったが、気づけば自身のキャリア開発としては足踏みが続き(例えば中高年が多くて昇進昇格が順番待ちになるなど)、さすがに我慢しきれずV字回復を見届けたうえで転職をした。このように、今現在から予想する会社の将来像で入社しても、たった数年で方向性がガラリと変わることは多い会社なので、これから入社する方は充分に注意された方が良い。利益貢献している花形部署はどんどん入れ替わっていくため、ある事業の現業に近い職種で入社すると、その事業が斜陽切り捨てになった際に社内で身をよせる場がなく、苦しむことになる。法務・人事などのバックオフイス系業務であれば所属事業部のローテーションもあるため、まだマシであるが、近年総務部門がアウトソーシングと称して社外に切り出されていったように、やはり絶対安全ではない点を認識しておくべき。

 

ソフトウェアエンジニア、在籍3年未満、現職(回答時)、新卒入社、男性、ソニーグループ

 

入社を決めた理由:
理由は3つあります。1つ目はネームバリューです。世界でソニーという会社を知らない人はいないので、社会的に信用を勝ち取りやすいと思ったためです。2つ目は、素晴らしいエンジニアたちがたくさんいると思ったからです。日本を代表するテクノロジー企業なので、多いと思って入社を決めました。

 

「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」:
1つ目のネームバリューに関しては、その通りでした。色々な場所でソニーで働いている、というと信用を勝ち取りやすいと感じます。2つ目の素晴らしいエンジニアたちは期待はずれだったというのが率直な印象です。部署にもよると思いますが、私の部署はエンジニアよりマネージメントの人が明らかに多かったです。また評価されるのはマネージメントの人が多く、エンジニアの人はあまり評価されない印象です。それ故、同期の若い社員は、早くにベンチャー企業に転職していく人も多いです。

 
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