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潟fンソー「志望動機・転職理由・ミスマッチを暴露」

 

志望動機・転職理由・ミスマッチ

 

機能部、事務系、在籍5〜10年、退社済み(2020年以降)、新卒入社、男性、デンソー(自動車部品)

 

入社を決めた理由:
ホワイト企業だと感じたから。仕事量の割に給料が高いという評判だったため。

 

「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」:
世間で言われてるほどホワイトではなく、給料も低いと感じる。また、近年は働き方改革の時流に乗り残業時間は低減傾向だが、それに従って社員全体の給料も減っている。ボーナスも品質不具合やコロナによる減産により減額されている。今後生産量が戻り景気が回復した後も「先行き不透明」という大義名分を振りかざし増額されないのではと感じている。

 

サーマル、設計、一般、在籍3〜5年、現職(回答時)、新卒入社、男性、デンソー(自動車部品)

 

入社を決めた理由:
社外からの評価が高いほか、研究開発費を多く取っている企業のため、企業成長に期待できたから。また自動車に搭載するデバイスの研究を大学院時代に研究しており、その知見が役に立つと思ったから。

 

「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」:
研究開発費は年々カットされ、コロナの影響で部署によっては開発が止まっています。また入社後に品質問題が立て続けに発生し、株価も下がりました。また他の事業部は別の会社のような感じなので、事業部を跨いだ異動は難しく、配属で全てが決まります。志望部署に行けるとは限りません。

 

モビリティシステム、研究開発、担当係長、在籍15〜20年、現職(回答時)、新卒入社、男性、デンソー(自動車部品)

 

入社を決めた理由:
自動車業界におけるエレクトロニクス関連技術の伸び代が大きいと思ったから。また、完成車両を造るよりも制御や動作を決定するコンポーネントに興味があった。

 

「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」:
直近10年の会社の事業展開や成長に関しては妥当であった。希望する部署にも運良く配属された。ただし、新卒に関しては業務計画とは全く関連しない専門性であっても配属させる傾向にあるため、希望する部署に配属される可能性が低いことを認識しておくべき。ジョブマッチングもポテンシャルしか見ておらず専門性の一致に関してはほとんど意味がない。中途採用は当然即戦力が求められるが活躍の場は大きい。

 

生産技術、在籍5〜10年、現職(回答時)、新卒入社、男性、デンソー(自動車部品)

 

入社を決めた理由:
自動車を作りたいというのが一番の理由。
デンソーであれば世界中の車に自分が考えた部品が載ることに憧れ、輸送機器の姿を変えられる可能性があると思い入社。

 

「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」:
自動車に携わると言う点ではやりたい事がやれたが、革新的な世界一という言葉がつくプロジェクトには届かなかった。職種は選べないため私のように自動車が好きといった憧れから入社すると希望の製品や職種が叶わない可能性も高いため失望することも多い。

 

技術、在籍3年未満、現職(回答時)、新卒入社、男性、デンソー(自動車部品)

 

入社を決めた理由:
いわゆる大手の会社だったから。近い業種に国内最大手メーカーであるトヨタ自動車があるが、豊田市で勤務するよりも刈谷市の方が名古屋に出やすく立地に恵まれていると感じたから。

 

「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」:
福利厚生などはやはり大手ということもあり充実していると思う。会社のネームバリューという点ではトヨタ自動車には遠く及ばないが、入社前の想像通り、トヨタ自動車に勤務している友人に話を聞いても豊田市が勤務地なことが嫌なところとよく聞く。それに比べて刈谷市は飲み屋などもそこそこあり、会社終わりに友人と飲みに行ったり、休日名古屋に出かけたりなどしやすく便利。

 

開発・設計、在籍3年未満、現職(回答時)、新卒入社、男性、デンソー(自動車部品)

 

入社を決めた理由:
@自動車業界で自動運転の開発に携わりたい。国内の自動車メーカー・自動車部品メーカーの中比較的にこの領域に力を入れている会社だと思った。
Aサプライヤーが自動車に関わる本物の技術を握っていると思い、ここでは技術やスキルを身に着けられると信じて入社を決めた。

 

「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」:
@配属のリスクが高い。学生時代自動車関係の研究をしたとしてもその分野の仕事に携われるとは限らない、むしろ志望通り配属されることは極めて少ない。自分のやりたいことがはっきり見える方にはお勧めできない。
A基礎研究をする部署は違うかもしれませんが、開発設計の部署ではアウトソーシングが多いため、技術を見極めるより子会社のマネジメント業務のほうは多い。子会社などとのやり取りで対人コミュニケーション能力が鍛えられるけど、技術者としてのスキルはどれぐらい鍛えられるのかを疑問に思う。

 

総合職・技術系、在籍5〜10年、現職(回答時)、中途入社、男性、デンソー(自動車部品)

 

入社を決めた理由:
業界:自動車業界に身を置きたいと思っていた為。
待遇:製造業の中では比較的高い為、ただ、電気業界等に比べて休みが少ない。
技術:技術力に拘る会社であり、一つのことを納得いくまで掘り下げて考える社風が感じられたため。

 

「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」:
待遇:年収は高めだが、仕事の負荷に対して、納得できる水準ではない。また、不要/窓際社員も結構な数存在し、できる社員/頼まれた仕事を断れない社員にしわ寄せがくるのも事実。実際サービス残業がないとは言えない。
技術:プロジェクトに依るが、アウトソースの比率が高まってきており、空洞している感じが否めない。プロジェクトによっては、コア技術の見極めができておらず、社員が雑務的な内容に追われている。

 

生産技術開発、在籍3〜5年、退社済み(2015年より前)、新卒入社、男性、デンソー(自動車部品)

 

入社を決めた理由:
自動車の性能を左右するそれぞれの要素の開発に携わりたかったから.技術力は高く,また主力となる製品群は将来の自動車の変遷,すなわちハイブリッド車や電気自動車への変化にも対応できるものが多く将来性もある.さらに,技術系出身の社長が多く,技術者が正当に評価されていることも入社の動機となった.加えて,QRコードの開発,(グループ会社ではあるものの)産業用ロボットの開発,携帯電話などの自動車以外の産業分野に関連していたことから,社会の産業構造が変化したとしても柔軟に対応できる余地があるのではと考え,入社した.

 

「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」:
中途採用の門戸は広く開いていますが、企業文化に自身のスタイルが一致するのか、慎重な検討が必要です。積極的に意見を述べることは可能ですが、実際の活動につなげる際、企業文化、組織文化に根付いた稟議の方法で、調整する必要があります。「それでも私はやるんだ」という強い信念、理念があれば、途中で断念することなく、物事は動いていくのではないかと思います。

 
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