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DMM.com「ワークライフバランス・キャリア・退職理由を暴露」

 

ワークライフバランス

 

事務、在籍3年未満、退社済み(2020年より前)、中途入社、女性、合同会社DMM.com

 

自分のいた部署は、比較的自分の裁量で働くことが可能であった為、ワークライフバランスの調整はしやすかった。また、定時ぴったりに帰宅する場合でも自身の業務が終わっているならば、上司が残っていても帰りにくいという事はなかった。逆に残業代については見なしとして既に年俸に組み込まれているため、残業を沢山しても思ったより給料が増えないという事があり、労働者の中には残業代が支払われていないと勘違いしてしまう人がいる事は事実だった。残業を多くしているからと言って評価が上がるという事もない為、残業を多くすることの方がメリットは少ない。また、残業代ある程度含んだ上での年俸制であった為、正社員への登用を勧められても、あえて派遣という雇用形態を選ぶ人もいた。派遣の場合は、派遣元の基準が適用されるので残業時間を含む労働時間分の賃金が、100パーセントで支払われているので正社員になるよりも手取りは多いという事だった。

 

デザイナー、在籍3年未満、現職(回答時)、新卒入社、女性、合同会社DMM.com

 

プライベートとのバランスはとても調整しやすいです。配属先によっては遅くまで残っている方が多いところもありますが、基本的に残業はほとんどありません。残業しても1日1〜2時間程度で退勤される方が多いイメージです。また、有給も消費しやすく、連休も作りやすいです。ゴールデンウイークやお盆時期は大抵の方が有給を使って大型連休にしています。休日出勤は配属先の扱うコンテンツによっては発生する部署もあるみたいですが、代休はしっかり消費されているイメージがあります。時間休はないので、基本的に遅刻した分残業でまかなうような形なのは少し不便です。

 

一般社員、在籍3〜5年、退社済み(2020年より前)、中途入社、男性、合同会社DMM.com

 

ワークライフバランスは非常に調整しやすい会社だと思われます。基本的に残業はしないように調整を行う会社ですので無理な負担を行うことなく仕事を行えることができます。また、有給消化に関しても申請を行えばほぼ100%承認されますし、上長が率先して取ってくれるので部下も気軽に取ることもできます。無理な業務は基本的にさせない姿勢は他の会社にも見習ってほしいと感じるほどでした。ただ時折残業を行ってまでの、自分の満足いくクオリティラインまで押し上げたい場合は上司を納得させてから残業許可を頂く必要性があるので、仕事人間気質な人には少し難しいかもしれないと感じました。極端になってしまいますが自分の納得いくモノ作りを徹底的にこだわりたい性分の人にはあまりあわないのではないかなと。

 

キャリア

 

EC・デジコン本部、アプリケーションエンジニア、エンジニア、在籍3〜5年、現職(回答時)、中途入社、男性、合同会社DMM.com

 

働きがい:
様々なサービスが立ち上がっていく様をリアルタイムに見られるため単純におもしろい。また、社内の交流も多いため横のつながりを作ることができる。

 

成長・キャリア開発:
スクラム開発により自分のメインとなるスキル以外も伸ばすことが可能。良くも悪くもタスクは降ってくるので、得意でないことも担当する場合がある。これはフルスタックエンジニア的な文脈ではかなり有効な成長機会だと感じる。キャリアに関しては自分から希望すればそれにあった方針を進めてもらえる印象。

 

バックオフィス、在籍10〜15年、現職(回答時)、中途入社、男性、合同会社DMM.com

 

働きがい:
恐ろしくかしこ人やすごい技術を持っている人が居ますので、その人達と交流ができれば自分にとってプラスになり影響をうけることで成長していけると思います。働きがいをどこにもとめるかですが、人材=コスト と考える傾向はみうけられるた出入は多く、こういったところが気になるかたは働きにくいかもしれません。どこに配属されるかしだいですが・・・。

 

成長・キャリア開発:
メジャーな社名になってきたので、さらに大手へステップアップするためのキャリア形成所と考えれば、数年頑張るには値すると思います。いろいろ新しいこともやっているので、楽しさを見いだせれば残るも良しかと思います

 

企画、在籍3年未満、退社済み(2020年より前)、中途入社、男性、合同会社DMM.com

 

働きがい:
最先端のミーティングルームやグローバル人材の働く環境で、ダイバーシティを意識して働くことができる。また、事業は基本ゼロからスタート、ないしその事業がうまく動いているために採用されるわけなので、事業がうまく転がれば成功体験を感じることもできる。海外出張等も事業部により必要とあらば頻繁にあるので、海外ビジネスの経験が身近にあることはモチベーションの一つとなる。社内的に or 事業部的に認められれば、3桁レベルでの昇給も可能という夢もある。

 

成長・キャリア開発:
ベンチャー気質の企業の中で、マルチタスクを行うことや海外とのやりとりは頻繁にあるので、その中で自分の強みを見つけたり、また伸ばしたりすることもできる。自身の居場所を確保したもの勝ちなので、事業部 or 会社として弱い部分があり、その点を自身が得意であれば社内で生き残る意味では非常に有利であるし、またその責任も与えてくれるので、それをモチベーションにできるのであれば、成長につながると考える。

 

デザイン部、在籍5〜10年、現職(回答時)、中途入社、女性、合同会社DMM.com

 

働きがい:
大型案件なども多数あるため、それらの案件に関われると仕事に非常にやりがいを感じることができる。ただし、社内でクリエイティブに対する考えが浸透しておらず、デザイン戦略を重視したものより、見た目そこそこでスピードを求められるケースも多々ある。人数が多いため、実績は全て書き出さないと評価されない傾向にある。また、給与の割に求められる水準が高く、会社全体に影響を与えるような貢献を行わない限り、評価につながらない場合もある。

 

成長・キャリア開発:
会社が成長途中の中での入社だったので、様々な経験を積むことが出来た。開発メンバーは人の出入りが激しく、上司も経験が浅く若い人が多い印象で、キャリアパスを一緒に考えていくというより、自分で考え自ら行動を起こさないと成長はないと感じた。東京と地方の事業所では案件内容に格差があり、自身の成長を求めるなら東京勤務になる以外道はないと思う。

 

退職理由

 

企画、在籍3年未満、退社済み(2020年より前)、中途入社、男性、合同会社DMM.com

 

企業として停滞気味であること。急成長の後の伸び悩みの時期であることは否めない。自身としては、給与が2%しか上がらなかったため、退職する運びとなった。業界として考えた際に給与が非常に低いレベルであり、昇給が非常にシビアで、事業部単位で決まること。事業部の成績次第ではステイは当たり前であり、下がることもある。転職で給与が比較的高い層も、昇給は低い層より少ないため、やる気が削がれる。そのようなシビアな昇給に対し、事業で巨額の損失を出したこともあり、その金額を社員に還元してモチベーションにすべきとの意見が絶えない。とにかく社員に対して還元のない企業なので、生活費という観点で考えると、選択肢に入れないほうがいい会社である。逆に、転職で高水準の給与であるならば、そしてそれがステイでもいいということであれば、選択肢に入れてもよいかと考える。

 

企画営業、在籍3年未満、現職(回答時)、新卒入社、男性、合同会社DMM.com

 

組織として、社内ニートが生まれてしまう体制になっている。理由としては、新規事業を立ち上げて中途採用を広げ、その事業を潰し。の繰り返しの為、又、新規事業が様々な業種になる為、代替えが効かない社員が増える故。新卒は実力不足故、3年目には給料を下げられる方が多い。別会社で一定の実績・キャリアを積んでから中途採用として入社するには良い環境です。新規事業が多いが、マネジメント層が少ないためその事業が根付かない。「事業開発経験」のある方を早急に集めないと、ただただアダルトで儲けた資金で面白そうなことをしている会社で終わりそうな印象はあります。

 

エンジニア、在籍5〜10年、退社済み(2020年より前)、中途入社、男性、合同会社DMM.com

 

過度期ということもあってか、中間の年齢層が数多く退職している状況で入社する人より退職する人が多い状況が続いています。新卒が優遇されるのは仕方のないことですが、新卒よりも貢献しているのに給与の低い中途が存在するなどアンバランスな状況に疑問を感じたのが一つ。事業を立ち上げたい人が優遇されて、縁の下の力持ち的な立場の人間がないがしろにされ、周りが振り回されている状況に嫌気がさした事が二つ。キャッシュがあるので事業を立ち上げるより買収したほうがいいのは理解するが、今まで貢献してきた社員に対する還元が少ないと感じた事の3つが主な退職の理由です。

 
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