日本にある全てのブラック企業の根絶を目指して

且草カ堂「育休・産休・在宅勤務を暴露」

 

育休・産休・在宅勤務

 

営業、在籍3年未満、退社済み(2015年より前)、新卒入社、男性、資生堂、正社員

 

世間一般では女性が働きやすい会社と認識されていると思います。総合評価としてその通りだと思うのですが、総合職と販売員では中身がだいぶ異なっています。仕事内容が違うので他社でもある程度はこうした差はあると思いますが、総合職で入社する女性は優秀でキャリアビジョンを持っている方が多いので、当時はワークライフバランスでいうとワークの方に偏っている風土であったように感じていました。

 

一方でそれは女性でも活躍できる職場であることを意味しています。なので、いわゆるキャリアウーマン的な働き方を求めるのでしたら、活躍できるフィールドが広がっていると思います。ただ配属先にもよりますが、本社での働き方はハードだと思います。

 

販売員については、ワークライフバランスのライフにも重点をおける制度が整っている印象でした。当然販売員のほとんどが女性なので性別によって同じ評価基準の中で勝負できると思います。販売員から内勤や本社勤務になる方もいたので、望むのであれば様々なキャリアが考えられると思います。
基本的に人に優しい会社であり、社員も善人が多いと思います。入社倍率が高く選別されることもあり、教養のある優秀な同僚がたくさんいました。忙しいと思いますが、希望に合う仕事が担当できれば良い職場だと思います。

 

マーケティング、在籍20年以上、退社済み(2020年より前)、新卒入社、男性、資生堂、正社員

 

女性が働きやすい制度の導入は早いので恵まれています。ただし独身者に対するメリットはあまりありません。給与水準は高いとは思いませんが、仕事はさほど過酷ではなく、社内の雰囲気は競争意識よりどちらかといえばおっとりしているので楽です。男性社員は女性に優しくを、モットーにしており女性にとって居心地は良いです。ただしキャリア志向で地位や高い報酬を目指してもふさわしい役職はありません。

 

研究開発、在籍5〜10年、現職(回答時)、新卒入社、女性、資生堂、正社員

 

産休、育休は取得しやすく、出産を機に退職する人はいない。復職後も所属部署が変わることは基本なく、周囲も時短勤務ができるよう上司含め協力的。ママ社員が多いため、子育てしながら働くことに対して理解がある人が多い。一方管理職には女性がまだ少ないため、ロールモデルがあまりいないように感じる。
子供が風邪で休む場合は看護休暇の取得が可能。男性も育休を取得する人が多く、育児に積極的に参加している人が多いように感じる。子供の風邪で男性社員が休む場合も多々ある。仕事に関しては性別関係なく評価されるので、男性も女性もやりがいを持って仕事ができる環境はあると思う。

 

マーケティング、在籍20年以上、現職(回答時)、新卒入社、女性、資生堂、正社員

 

女性が働きやすい会社であることは、間違いありません。出産、育児休暇をとった後も当たり前のように、復職できますし、時短勤務で働くことも普通にできます。男性でも家庭の事情で育児をしなくてはいけない方でも、時短等を取得して働き続けています。ただし、キャリアアップの視点で考えると、出産・育児制度を取得してしまうと、女性の場合はかなり出世しにくくなる印象があります。もちろん、ママでも出世している人がいますが、多くが他社でのキャリア組です。

 

マーケティング、在籍20年以上、現職(回答時)、新卒入社、女性、資生堂、正社員

 

女性が多いだけに制度は整っており、本社勤務の総合職はフルに活用して働き続けている人が多いので、一般的にみれば働きやすい女性が働きやすい環境であると思います。同じ部署にも、時短勤務者が数名いる部署も多く、子供が具合悪いときもお互い様的なムードがあります。とはいえ、マーケティング部門の仕事量は多いので、実質帰宅後も自宅で仕事をこなすなどの自助努力が必要です。

 

管理職になる女性は比率でみると、独身の仕事人間タイプが多いです。そういうタイプの上司にあたると、なかなか理解を得られない場合もあります。ここ数年は会社の雰囲気が外資のように変わりつつあり、長く勤めた辞める社員も増えています。会社にとってはよいことなのかもしれませんが、若手は売り手市場なのもあり、入社数年で見切りをつける社員も少なくありません。

 

マーケティング、在籍5〜10年、現職(回答時)、新卒入社、女性、資生堂、正社員

 

女性がメインターゲットの会社であり、美容職を中心に女性が多いことからも、女性の働きやすさに関しては、日本においてトップレベルのように思う。妊娠、育児を理由に退職する社員を周囲で見たことがない。育児時間も当然取得できる。在宅勤務や有休も問題なく利用できるため、子育てをしながら働く女性にとっては非常に居心地が良いのではないかと思う。

 

営業、在籍5〜10年、退社済み(2015年より前)、新卒入社、女性、資生堂、正社員

 

女性に甘い会社。女性社員のなかには何年連続して産休や育休をとろうかの計算ばかりしている人もいた。努力して精一杯やっているというアピールをする女性社員は多かったが、他企業に比べたら生ぬるい環境。その分をカバーする男性社員は重宝されるが、圧倒的に入社時の倍率は女性社員の方が高く狭き門なので、彼らに実力があるかといったらそれは別の話。もっと女性が意識高く家庭と仕事を両立しようと思うようになったら変わる。

 

研究所、在籍10〜15年、現職(回答時)、新卒入社、女性、資生堂、正社員

 

女性が働きながら子育てすることを、他社に比べて行いやすい環境を整えてくれている。望めばきりは無いが、これ以上期待するのは一企業に対してへの要望を超えるものと思うほどである。このような環境を整えてくれているだけに、子育てをすることで業務時間を短縮せざるを得ないなどの制約があっても、お母さん社員の皆さんの多くは、高い集中力をもってきちんと会社に貢献されている。

 
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