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京セラ梶u育休・産休・在宅勤務を暴露」

 

育休・産休・在宅勤務

 

間接部門、在籍3〜5年、退社済み(2020年より前)、中途入社、男性、京セラ、正社員

 

育児休暇を取得しやすい環境であるため、第二子や三子など、積極的に取得されているように思う。最近では、女性活躍推進をプロジェクトを組んで積極的におこなっており、成果のフィードバックも事業部単位で展開されている。

 

しかしながら、フルタイムで責任を持って業務に当たっている方は未婚者が多いように思います。時短の方は勤務時間が限られるためもあり、重要な業務はされていないと感じます。

 

設計開発職、在籍10〜15年、現職(回答時)、新卒入社、男性、京セラ、正社員

 

男女差はないと思われる。(男性意見です。)
産休(1ヶ月程度)、育休(約1年、保育所入園まで)、復帰後は時短勤務(5.75時間労働、小学校入学まで)が認められており、取得率はほぼ100%である。
結婚を機に退社する方は少なからずいるが、出産を機に退社する方はほぼいない。同年代の男性より休暇を取った分だけ出世は遅れるが、能力があればすぐに取り戻しているように思う。国の方針に従い、女性活躍推進に取り組んでおり、女性管理職も増えていくものと思われる。

 

研究開発、在籍10〜15年、現職(回答時)、新卒入社、女性、京セラ、正社員

 

働きやすそうに見せかけてはいるが、実際には完全にそうではない。子持ちでない女性は男性と対等に働けるが、子持ちには働きにくい。例えば、育児休暇を取得すると基本給が下がることがある(そのようなことは取得前には言われない)。それは、査定の期間が4月から3月と決まっており、その間の出勤率が9割に満たないと査定を最も下にされるためである。

 

つまり、年度途中で育児休暇に入った場合、その年はそこまでどれだけ頑張っていても最低の査定。育児休暇の通算が1年間でも、年度にまたがっていれば2年間の査定分が0になる。技術系ではそもそも女性が少ない。そのため、女性のモデルケースも少ない。その少ないモデルケースの中でも子持ちになると技術系から不本意にも事務系に飛ばされる女性社員が何人もいる。国の政策もあり女性管理職は増えてきたが、本当の意味で女性を活躍させたいかは疑問。

 

保全業務、メンバー、在籍10〜15年、現職(回答時)、新卒入社、女性、京セラ、正社員

 

制度は整っていると思うが、制度の使用率は男女差はあると思う。育児や介護で休むのは女性が多い。また、奥さんが仕事しているご家庭で奥さんと調整して男性が休むということに対してまだ、奥さんを休ませるように言う上司もいる。オフィスと工場と比較しても工場では男性社員の割合が多いからかそのような傾向が強い。責任者も男性が多いため、まだまだ男性社会と感じることが多々ある。

 

管理部門、在籍3〜5年、退社済み(2020年より前)、新卒入社、女性、京セラ、正社員

 

管理部門は産休育休取りやすい。お休みして復帰してまたお休み..という女性が多くてほほえましいくらい。男性の取得例も身近にいて、優秀な方だったこともあり復帰後即戦力としてバリバリ働いていた。そういった風通しは良い。もちろん部署によるとは思います。

 

海外営業、在籍3年未満、退社済み(2020年より前)、中途入社、女性、京セラ、正社員

 

結婚していて子供がいる女性には比較的働きやすい環境ではあると思う。子育てへの支援制度はある程度充実している。たとえば産休、育休制度等は充実していて実際、短時間勤務を利用している女性社員も多くいる。復職した社員も多い。そういう子育て支援制度を利用している女性社員は遅く出勤して早く家に帰る。子育てに関するランチ会も開催している。それで結婚しても仕事を続ける人は多い。

 

しかし、これはあくまでも既婚者に関する話で女性社員が働きやすいかについては疑問が残る。女性管理職に関しては、課長、部長クラスになると女性社員の割合は非常に少なくなる。また、メーカー会社の雰囲気でやはり男性社員の方が上に上がっていく。特に営業、現場ではハードワークでもあるため、それは仕方ないと思う。そういう点から見ると女性が活躍できる会社とは言いにくい。管理職を向けていない、無理なく、長く安定的に働きたい女性にはおすすめ。とにかく長く働けるという点はメリットではあると思う。

 

短時間勤務社員に対する雰囲気は部署にもよると思うが、ある部署ではその社員に対して何も期待しない雰囲気ではあった。同じメーカーでも女性が多い化粧品系の会社とは全く違う雰囲気。

 

管理、在籍5〜10年、退社済み(2015年より前)、新卒入社、女性、京セラ、正社員

 

女性活躍推進制度があり産休、育休をとって復帰している人も多くいる。男性が多い職場なので女性は男性上司うまく取り入るタイプが生き残るし、出世もしやすい。飲み会が多く、田舎は古い体質で、女性が取り分けたり、お酌したりする文化もまだ残っている。飲み会でのコミュニケーションを大事にしているので、子育てなどの理由で断ることも難しい。全員参加という文化は、表向き任意で、実際は強制参加である。まるで軍隊のような生活なので、体力、精神力がないと、すぐへばる女性も多い。よって、残った女性は漏れなく図太い。

 

ソーラーエネルギー事業部、在籍5〜10年、退社済み(2015年より前)、新卒入社、女性、京セラ、正社員

 

そもそもの女性が少ない。独身のうちはやりがいを持て、働きやすい会社だと思う。男女関係なく評価されると思う。ただし、飲み会の時は、責任者の隣には女性を座らせる等の事がある。

 

女性への配慮よりも、精神的に堕ちた人へのフォローができる人が少なすぎる。その点、男性社会の中で、女性の方が感性的に悩みやすく、相談できる相手がいない上にフォローがなく、孤立していくことが多いようにも感じた。結婚・出産後は周囲をみるに、部署によってことなると思うが、技術・研究開発部は働きやすい会社だとは言い難い。

 

託児所が会社にも、近くにもなく、残業ありきの仕事が多いため。また、時短制度もあるが、冷ややかな目で見る人がまだ多い。女性が働くことについての意識は社会情勢に準じており、先進的ではない。

 
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