日本にある全てのブラック企業の根絶を目指して

東京海上日動火災保険梶u社風・雰囲気・価値観を暴露」

 

社風・雰囲気・価値観

 

コマーシャル、営業、課長代理、在籍10〜15年、現職(回答時)、新卒入社、男性、東京海上日動火災保険、正社員

 

Good Company(良い会社)を目指す。世界で共有されている哲学で、TOP以下、役員含めて経営が皆標榜する。青臭いが、分かりやすく、終わりのない言葉。良くも悪くも体育会的な側面が未だに残っている。海外の収益がグループ収益の半分を占め、地理的なリスク分散、商品ラインナップの分散をどの金融機関に先駆けて進めてきたことが現時点では奏功。

 

デジタル化の波に飲み込まれないように努力しており、ここが正念場。新しいことに挑戦する、失敗を恐れないことを近年後押ししており、保守的なマネージャー層の意識を変えようと躍起。

 

代理店営業、営業、在籍3年未満、現職(回答時)、新卒入社、男性、東京海上日動火災保険、正社員

 

昔からの大企業であり「天下の東京海上日動」と社員が口にするくらいだ。即ち、古い体質がまだまだ残っている。HPやメディアでは働き方改革、時代の先を行くような謳い文句で宣伝しているが、実際はそうでもない。働く地域にもよるだろうが、私は地方であるため「若手の基本プレー」を求められる。体育会気質で年功序列。誘われたら断れない。業務外の拘束がとにかく多い。

 

その分チームや他の課の人ともコミュニケーションを取る機会は多い。コミュ力旺盛なグイグイ兵隊ソルジャーには向いていると思う。休日の自分のプライベートの時間は月に半分あればいい方。休みの日も会社の人、代理店の人とのお付き合い。業界柄もあるとは思うが、企業としてもまだまだ「人付き合い」「飲みニケーション」「時間外は勉強、でも飲みの誘いは断らないのが若手」といった価値観が蔓延っているように感じる。

 

営業、在籍15〜20年、現職(回答時)、新卒入社、男性、東京海上日動火災保険、正社員

 

全体的にはトップダウンの傾向が強い。また支店長が変わると方針も大きく変わることがある。本店で考える様々な施策が現場に下りてくるが、やらなければいけないことが多すぎて消化しきれない。社員は海外・全国転勤有のグローバル型と基本的に転居転勤がないエリア型、所属エリア内での異動があるエリア型の3区分に分けられ、その他スタッフなど様々な職種の方が働いている。一人で黙々と仕事をするより、チームで成果を出すことを求められていると思われるし、そちらが評価されていると思われる。仕事は新人でも各種業務のキーパーソンと呼ばれる責任者に任命され、その人を中心として業務を成し遂げていく

 

法人営業、在籍3年未満、現職(回答時)、新卒入社、男性、東京海上日動火災保険、正社員

 

The 日系企業。年功序列で最初は皆横並び。上の人も物腰柔らかな人が多く、部長以上のクラスでも偉ぶっている人はあまりいない。偉ぶっている人は絶対に上には行けないため、その意味での評価制度は非常にしっかりしている。グローバルコースと呼ばれる男性社員(女性社員も増えている)、エリアコースと呼ばれる女性社員、その他派遣の方など、多種多様な人が働いている。女性が大半を占めるため、うまく立ち回る人が社内でも信頼されるし仕事もやりやすい。

 

課長代理、在籍5〜10年、現職(回答時)、新卒入社、男性、東京海上日動火災保険、正社員

 

「自ら考え発信し行動する」をモットーとし、徹底的に若手・中堅にアイデア出しをさせ、それを上にあげていく過程でブラッシュアップさせるというボトムアップの仕事の進め方を好む。その中でアイデアは洗練されていくが、スピード感に欠ける、顧客目線ではなく独りよがりのアイデアになりがち、不必要に完成度を高めようとする傾向があるといったデメリットがある。

 

課長代理、在籍10〜15年、現職(回答時)、新卒入社、男性、東京海上日動火災保険、正社員

 

自由闊達と言われる事が多いですが、内実はそうではないと思っています。正確には、自由に意見ができるほど、保険は簡単ではないという事だと思います。
そういう意味で、とても優秀な一人のオピニオンリーダーに組織が引っ張られる事が多く感じます。意見出来るだけの実力をつけなければ、周囲や上司からのサポートを得られず、それを実行することはできないと思います。

 

逆にそれがガバナンスの強さであり、説得力のある意見が上司、役員を通って実行されていくということは、それだけ遵法意識の高い会社という事だと思います。逆に固すぎて何もできない、という人も居ますが、その人の実力不足なのかは分かりません。

 

ディーラー代理店営業、在籍3年未満、現職(回答時)、新卒入社、男性、東京海上日動火災保険、正社員

 

3つある営業部門の中でディーラー代理店営業は、最も体育会気質が強い。事実として新卒入社の社員の中でディーラー代理店営業に着任する殆どが体育会出身である。上下関係、礼儀といった点で厳しい上司が多く、営業畑の上司ほど面倒見が良い。全体的な傾向として自らの成長に貪欲な社員が多い。女性社員の方が多く、その為気遣いに長けた社員が目立つが若手男性にその皺寄せが集中する傾向にある。

 

営業、在籍3年未満、退社済み(2015年より前)、新卒入社、女性、東京海上日動火災保険、正社員

 

自由闊達。社員同士「さん」づけで呼び合うルールとなっている。社長にでさえ「さん」をつける。近年ではペーパーレス化を推進したり事務ルールを簡素化していったり、新しい商品を開発したりと、保険業界をまさに引っ張っていっているリーディングカンパニー。他社も追い越そうと必死になっているが超えられない壁がある(と他社が言っていた)。私自身ライバル損保にも勤務したが、事務ルールや計上システムが圧倒的に進んでいる。システム構築に莫大な投資をしているのだなぁということが会社を離れて初めてわかった。

 

自動車損害部門、在籍5〜10年、退社済み(2015年より前)、新卒入社、女性、東京海上日動火災保険、正社員

 

新人から任されることは多く、新卒一年目でも課内の自賠責リーダーに任意されたり、仕事は任せてもらえるので自己決定権も大きくやりがいがあり、他社の1年間と比べても大きく成長できる。自主自立の精神の元、裁量は大きいし、風通しも良く、また常にお客様満足の向上、効率化を目指しており、保険金も漏れがないよう積極的に支払おうという姿勢で、それが当たり前と思っていたが、別の損保に務めた時は、保険金をいかに払わないかを考える会社もあったので、改めて東京海上日動の素晴らしさを感じた。

 

保険金支払い部門は、支払いのスピードを求められたり、時には過失交渉が思い通りにいかなかったり約款上支払えないこともあり、お客様代理店対応には大変な思いもするが、私の部署は、仕事が大変な分、課内の雰囲気がすごく良く、困ったら誰か必ず助けてくれた。尊敬できる上司先輩後輩も多く辞めたい今も深く交流が続いており、待遇が良い分、仕事の質量は他社の3倍以上であり在籍時は大変と思っていたが、人間関係にはかなり恵まれていたと思う。

 

年に2回の5日休みの特別休暇は必ず取得でき、プライベートの遊びは特連で十分な為、風邪とか以外で有給を使う必要がなかった。ただ、待遇が良く、どんな状況でも社員はリストラはされないため、そこにぶら下がる人がいて、その分頑張る人に仕事が降りかかり大変なものの高学歴な優秀な人が多いので、その中で昇進していくのは単に仕事をこなしているだけでは難しく、仕事に厳しくそれ以外は優しい会社であった。

 

営業、在籍3年未満、現職(回答時)、新卒入社、女性、東京海上日動火災保険、正社員

 

部署によるものの、コンプライアンス遵守が全社的に徹底されつつある。リフレッシュ休暇もちゃんととるよう上司から声をかけてもらえるし、有給に関しても業務に支障がなければかなり自由に取ることが出来る。

 

グローバル型社員はほぼ全員が男性で、エリア型社員はほぼ全員が女性というところに大変違和感はあるが、そのすみ分けによって組織として上手く機能している点も多くある。グローバル型社員には体育会気質の文化が根付いており、その文化が女性のグローバル型社員の定着を妨げていると感じる。仕事に対して大変前向きで熱意のある社員が多く大変勉強になる。上司が部下に対して厳しく指導する風土があり、若手はたたいて伸ばすという指導方針が基本的に全社に浸透していると思う。

 

パーソナル、在籍5〜10年、退社済み(2015年より前)、新卒入社、女性、東京海上日動火災保険、正社員

 

風通しのいい企業で、いろんなことにチャレンジさせてくれます。社員は基本的にどの人のモチベーションが高く、積極的に自己学習をしているイメージです。配属部署によって、雰囲気等が異なりますが、おおむね人間関係も良好で、役職に関わらず、個々の意見を尊重してもらえます。女性の活躍推進が比較的進んでいる会社だと思いますので、腰掛け程度で就職を考えている人は、まず付いていけなくなると思います(今の時代そんな人は、ほとんどいないと思いますが)。女性のリーダー職が多くなってきており、福利厚生も充実していますので、出産後も勤務形態を変えて、正社員として短時間勤務等で働き続けている女性が多いです。女性にとっては比較的働きやすい環境を整えている会社だと思います。

 

営業、在籍5〜10年、現職(回答時)、新卒入社、女性、東京海上日動火災保険、正社員

 

営業部門には保険について熟知している人が少なく、とにかく契約が取れれば良いと勘違いしている人も少なくない。今の収益状態を支えているのは会社の体制と一部の人によるもので、多くの人は給与に似合った仕事をせず思い上がった勘違いな人が多い。代理店ビジネスだが、将来的にはどうしていくのか、誰も正直に語れる人がいない。

 
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