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グーグル合同会社「社風・雰囲気・価値観を暴露」

 

社風・雰囲気・価値観

 

製品企画、在籍5〜10年、現職(回答時)、中途入社、男性、グーグル合同会社

 

大企業になるに連れ堅苦しいプロセスや根回しの必要性等は増えたが、それでも全体的にオープンで、誰の意見にも耳を傾け尊重するような社内文化を保つ事に、経営層レベルで努力をし続けている。自己促進、行動力が前提の環境。英語でも自分の意見を理論立てて言える事、データをもった判断・主張が出来る事、等が求められる。また、例えば本業務以外の事にも積極的に関わってプロジェクトチームを作り、促進していく事で自分のインパクト、社内での露出度を上げる事が重要(これらの活動も昇進の際の評価基準となる)。

 

事業開発、在籍5〜10年、現職(回答時)、中途入社、男性、グーグル合同会社

 

アメリカの会社だけあって、とにかくフェアであろうとする文化がある。以下は、私が前職で日系メーカーに勤めていた際、決して見ることがなかったことである。
どんな下っ端でも誰かが昇進した場合、事業部全体にアナウンスされ、なぜそうなったのかの理由を事業部トップ発信のメールで短くても必ず言及される。
外資系レジュメなので、年齢(生年月日)を書く必要がなく、年齢がわからない状態で採用される家族を何より重視する文化があり、6時を過ぎるとオフィスから人がいなくなり、7時を過ぎるともはや誰もいなくなる書くとキリがないのですが、いわゆるアメリカ文化の会社だと思う。

 

クラウド、テクニカルソリューションエンジニア、在籍3〜5年、現職(回答時)、中途入社、男性、グーグル合同会社

 

一般的なGoogleのイメージは裁量の多く自由な組織というものだと思う。クラウドも基本的にはその方向性は踏襲しようとしているが、広告やYouTubeといった非クラウド部門とは雰囲気が少々異なる。まず、TKがCEOへ就任後は特にUSのディレクター以上はかなり入れ替えられダイアンの頃よりトップダウンの風潮が強くなった。また、新卒も含めた若い女性も多い広告等の組織とは異なりSIer上がりの男性社員が多いためそれに応じた雰囲気があり、オフィスが渋谷・六本木と別れた後は特に顕著に現れている。独自の価値観、信念を徹底して浸透させており、1つの国のような印象をうける。採用基準を厳しくし、入社した社員を信じ性善説で物事を進める会社。その為マイクロマネジメントを嫌い、現場のコーチングをマネジャー陣には徹底させるなどの取り組みが進んでいる。一方、会社のプログラムを設計している側は、特に広告ビジネスのロングテール側のはビジネスなどに関しては、ある程度のレベルの人間であれば回るような仕組み設計が徹底されている。

 

広告サービス部門、在籍3〜5年、現職(回答時)、新卒入社、男性、グーグル合同会社

 

社員それぞれのバックグラウンドや個性、アイデアを尊重する文化が隅々まで行き届いていました。それぞれの違いを理解し、尊重するという点では、入社時のトレーニングだけでなく、入社後も定期的にオンライン、オフラインのトレーニングが提供されます。オフラインのトレーニングでは、心理学に基づいたアンケートをもとにそれぞれの社員の外交的、結果に執着する、チームワークを大切にするといった個性が共有され、相手の個性を尊重し、適切なコミュニケーションを考えることが推奨されました。定期的に届く経営陣からのメールでも、違いや個性を尊重しようというメッセージが繰り返し共有されます。部署や上司のマネジメントスタイルによって働き方が大きく異なる。マーケティング部署は中途採用の社員を中心に構成されており、MBA保有者、戦略コンサル出身者、他業界の外資系企業出身者が多く、比較的各スタッフの責任と裁量が明確になっており、勤務時間や仕事の進め方などまで管理するようなマイクロマネジメント型の上司が少ない。ただし、営業部署のスタッフや上司が異なるスタッフの話を聞くと、必ずしも全社的にそういうスタイルが一貫しているわけではなさそう。

 

GCPA、在籍5〜10年、退社済み(2020年より前)、中途入社、女性、グーグル合同会社

 

大きな会社であり、様々な専門職種に採用された背景や仕事のスタイルの違う人がいる。社内各部門横断のプロジェクトが多く、そのような個性あふれるメンツをどうまとめあげるのか、どう協働していけるのかが問われる。またグローバル会社であるため、英語にて、世界中の社員とコミュニケーションが取れることがかかせない。自分でどんどん社内ネットワークを広げてゆき、よくわからない大きな社内迷路を解読してゆく必要がある。それがクリアさえできれば、好きなプロジェクトを手を挙げて行うことができ、また個人の裁量権も大きい会社である。

 

企画営業、在籍3〜5年、現職(回答時)、中途入社、男性、グーグル合同会社

 

オフィス環境は自由で闊達。楽しい職場です。日本法人は本社より制限があるイメージですが、上司もしくはもう一つ上の上司が本社から来てるのである程度の意見を聞いてもらうこともできさほどの制限は感じません。組織文化である、グーグリーであることをみんなある程度意識しておりまたチームへの貢献の際にグーグリーかどうかが一つの指標になっています。ですので常に競争があり厳しい環境ですが自負をもって働ける企業文化だと思います。ただできる人も多くお互いに敬意をもって過ごしているためか社員教育や助け合いはそこまで多くありません。既に出来上がった優秀な人には素晴らしい職場だと思います。

 

管理部門 マネージャー、在籍3年未満、現職(回答時)、中途入社、男性、グーグル合同会社

 

自由闊達な風土。新卒にも裁量権のある仕事を与える場面が多く、人材は勝手に育つ環境である。また、日本のみならずアメリカの社員と交流する機会も多々あり、日本オフィス内でのコミュニケーションももちろん英語である。全体的にエンジニアが力を持っているという傾向が強く、また、エンジニアの個性が強いため、彼らの興味をそそるようにマネージメントすることは容易ではない。しかし、世界でもトップクラスのエンジニアが集まっているため、ITに関する技術で他社に劣るということはほとんど起こらない。社内には豪華な社員食堂も用意されており、福利厚生の面でも不満を持っている者はほとんどいない。良く知られている通り、トイレや廊下にも当たり前のようにホワイトボードが設置されており、何か思いついたアイディアなどがあればその場で議論が繰り広げられる。

 

プロダクト部門、在籍3〜5年、退社済み(2015年より前)、中途入社、男性、グーグル合同会社

 

極めてフラットで、役職による上下関係を感じさせないコミュニケーションが行われている。ただし、近年人員を急拡大した一部の営業系部署では、大手広告代理店や某人材系企業からの転職者が多く、体育会系的な雰囲気があるとも聞く。グローバル企業だけあって多くの外国人が働いている。Diversityを強く重視しているため、障害者の方の雇用も積極的であり能力のある方は、重要な役職で活躍されている。バックグラウンドが多様な人材が一つの場で働いているため、阿吽の呼吸や暗黙の了解のようなものが通用しない。そのため、人間として最低限度のルールさえ守っていれば、あとは自由。挨拶や日本的な礼儀に関して細かいことを言う人はあまりいない。そのため、新卒入社組の一部は伝統的な日本企業に転職すると非常に辛い思いをするのではないかと考えられる。

 

HR、在籍3年未満、現職(回答時)、中途入社、男性、グーグル合同会社

 

一言でいえば、フラット&スピード。意思決定が早く、プロダクトやサービスのリリース・アップデートサイクルも一般的に考えて非常に速いので、そのスピード感についてくることが要求されます。また、変化にも富んだ会社です。組織や制度がしっかりと構築される前に急成長を遂げてきた会社特有の曖昧さはありますが、急スピードで変化しながら成長していく企業の中に身をおくことはなかなかエキサイティングでもあります。変化を楽しみつつ、1プレイヤーとしてであっても、個人のスキルを伸ばしかつリーダーシップを発揮して高いパフォーマンスを出していくことにやり甲斐を感じる人であればとてもフィット感は高いと思います。また、ピリピリしていない大らかな雰囲気も会社全体としてあり、楽しく仕事をしようというイベントであったり仕組みは多々社内に見られます。逆に、新卒で入社してこの環境を体験してしまってそれが当たり前になると、外に出た時にギャップに驚くことになりそうです。

 
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