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セコム梶u社風・雰囲気・価値観を暴露」

 

社風・雰囲気・価値観

 

業務グループ、BE、正社員、在籍3〜5年、退社済み(2020年より前)、中途入社、男性、セコム、正社員

 

体育会系の会社と思われがちですが、競合他社に比べると比較的一般的な企業と変わらないと思います。会社がグループ全体で成そうとしている社会システム産業はとても魅力的で、これからの時代どんどん必要とされる思います。が、会社の上層部だけの目標で手広く展開し過ぎている為、会社の目標に社員が付いていけてないと感じます。平社員はどの部署も自分の仕事でいっぱいいっぱいです。情報管理など正しいことを求めすぎて、何でもかんでも遠回りで無駄な処理も多い。

 

本社営業、営業、主務、在籍10〜15年、現職(回答時)、新卒入社、男性、セコム、正社員

 

現場を知らなければ何もできない。そのため、最初の配属は警備の現場=警備員である。セコムの警備員に求められる事はシステム行動という誰もが同じ行動を取れる事。現場にいるうちは判断、決断、実行は全て会社指示によるものとなるため、個性は発揮できない。数年の現場の本社に来ると急に自主性を求められる。

 

現場で個を消す教育しか受けていないのに、だ。本社では自主性を見せ、悪い言い方だが意識高い系でいる事が大事。現在の幹部はセコムがまだまだ3流企業の頃に入社しているため優秀な人材とは言い難いが叩き上げの底力がある。

 

課長、在籍20年以上、現職(回答時)、新卒入社、男性、セコム、正社員

 

警備会社であるだけあって質実剛健な社風である。顧客の鍵を預かる身であり、誠実で真面目な行いを社員には求める。社員同士は比較的仲が良く社外においても活動を共にしたりしている。ただし現場職、特に警備については昼夜を問わず働きかつ危険なこともあるため、きつい職場であることは確かであり、今後人材不足がますます進む中で、当社としての人材確保はより困難になってくるだろう。金銭的待遇や働く環境の再整備などに真剣に取り組まなければならないと思います。

 

その他、業務、課長、在籍10〜15年、現職(回答時)、中途入社、男性、セコム、正社員

 

規則、法令遵守の意識は高く、正しいことを追及するという企業文化はいいと思います。会社では革新的であり続ける事、現状に満足しないことを求められますが、実際は保守的で古い体質であると感じることが多いです。問題発生時には、社内全体で向き合い、的確な対応、対応解決に導くまでのスピードは速いものの、何故起こったのかという、問題の根本まで踏み込んだ是正策に関しては見て向ぬふりをしていると感じます。

 

営業、在籍5〜10年、退社済み(2015年より前)、新卒入社、男性、セコム、正社員

 

警備会社ということもあり、スタート時の研修が軍隊のような感覚でやっているというところがあったと思う。自分自身も体育会系でスポーツをやっていたので、そういう研修も特段そこまで抵抗があったわけでもなかったが、今となって考えるとかなり異質であったように思う。新卒で100名程度が採用され、みなが泊り込みの合宿で10日間くらいの研修をうけた。その後各支社にバラバラと配属になり、まずは現場の仕事を経験するということでセコムの警備員として1年から数年経験するのが普通のようだった。

 

私の場合は都内の独身寮にすみ、西東京の支社まで1時間程度を電車通勤していたが、夜勤の場合には夕方5時ごろ出勤し、翌日9時までが勤務、残務処理などをするとお昼の12時近くなっていることもよくあった。夜勤中に仮眠を取れるような暇は1年間で数回くらいしかなかったように思う。後に転勤となり営業職になってからは、条件はかわったが月に100時間程度の残業は当たり前だったと思う。

 

技術開発本部、在籍3〜5年、退社済み(2020年より前)、新卒入社、男性、セコム、正社員

 

開発案件は、営業が取ってくるケースが大半です。稀に、営業支援と言う形でお客様のところに赴くケースもある。開発業務は、社内に常駐している業務委託会社に丸投げすることが多い。そのため、仕様書を作成し、その人達に渡した時点でほとんど開発に携わることもなく、あとは進捗管理をするだけです。あまりガツガツした人は少なく、全体的に失敗が少なければOK,足並み揃えて行きましょう。という雰囲気の社員が多いです。

 

東京本部、在籍3年未満、退社済み(2020年より前)、新卒入社、女性、セコム、正社員

 

支社にもよるが基本的に体育会系の職場であり、馴染めないと相当きついかと思います。また、残業も非常に多く、帰りにくい雰囲気です。一人あたりの裁量がとても多く、毎日仕事が溜まっていくが日々の電話対応で営業時間があっという間に終わってしまい、営業時間後に自分の仕事を進めなければならないため必然的に残業になってしまいます。また体育会系の男性職員が多いため、叱責が激しい傾向にあると思います。直接自分に向けられているわけではないのですが、毎日激しい叱責を聞くのは辛かったです。在職1年間で多数の方が辞めてしまっていたので、定着率も低いのではないかと思います。

 

事務、在籍3年未満、退社済み(2015年より前)、新卒入社、女性、セコム、正社員

 

中途入社の人があまりにも少なく、あまり歓迎されているという感じが受け入れられない。社員の数があまりにも少なく、契約社員のほうが多い印象を持ちます。派遣社員の人は半数以上は未経験の人で技術が要求される仕事を素人でやっている感じがちょっとあり危険な感覚があります。セキュリティ業界であるためか、組織的に堅いイメージ。良くも悪くもカッチリしているが、そこに慣れることが出来れば長期間勤務していけると思う。

 

営業、在籍3年未満、退社済み(2015年より前)、新卒入社、女性、セコム、正社員

 

基本的に年功序列で、昇進は遅い。配属される部門でまったく仕事内容・社内の雰囲気は違うが、大きな会社なので若手は守ってもらっているという気がした。個人営業は、土日も出勤ということがあり、直接訪問がメインなので、厳しい。法人営業は基本的にルートセールス。男性はほとんど最初は警備員からスタートし、3年目に営業に配属になったり管理部門になったりする。10年警備員という人も多くいるので、一概には言えない。

 

事務、在籍3年未満、退社済み(2010年より前)、中途入社、女性、セコム、正社員

 

本社は高学歴、末端は学歴不問、といった感じの組織です。それゆえに本社からの管理が厳しく、末端のことを信用していないのだろうかと思うほど。支店単位ですら独自の才能を発揮できているタイプの人はいない様子で思考停止状態になりがち、話しかけても複雑な話を分かってくれる人がいない、という辛さを感じたことがあります。

 

もっとも、警備会社なので、他の業種よりも本社からの管理体制が厳しくなるのは仕方ない側面があるとは思います。対外的なコンプライアンスの意識は非常に高いです。また、警備員以外の事務方では女性を活用してくれていて長く勤めている人も多いようです。熟練して長く努めて欲しいという会社側からの意向を感じます。たくさんの社員をどんどん入社させるので、末端社員の離職率は高いです。

 

HM営業本部、在籍5〜10年、現職(回答時)、中途入社、女性、セコム、正社員

 

セコムの目指す「社会システム産業」はあらゆる不安を商売にしているもので、防犯アラームから保険や医療までとても手広くやっています。災害が起こったり、世の中の情勢が不安定になるほど利益につながると行った面ではとても安定しているといえます。内勤であればそれほどでもありませんが、男性は出世しようとするとまず現場に出され、緊急対処要員として数年間勤務しなければならないようで、これがとても厳しい勤務体系と聞きます。

 

社風としては、性悪説で成り立っている会社でであるといえます。社員はこうあるべき、これをするななどが書かれた「セコムの白本」なる企業理念を記した1冊の本が入社と同時に配布され、毎年の昇級試験の問題として出題されます。組織体系は縦割りで年配の社員がとても多いこともあり情報共有が苦手、典型的な年功序列な風土であると感じます。

 
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