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轄s屋「社風・雰囲気・価値観を暴露」

 

社風・雰囲気・価値観

 

販売職、係長、在籍5〜10年、現職(回答時)、中途入社、男性、高島屋、正社員

 

良くも悪くも老舗な会社であり、文化や習慣を重んじる会社です。その分顧客からの信頼は非常に高く、収益基盤となっているが、小売業の在り方が急速に変化を見せる昨今においても、「今までのやり方を変えること」に対して保守的であり、とにかく新しいことを取り入れることが苦手な会社です。そのため、若い頃から新しいプロジェクトに携わったり、仕組みを変えたりする仕事には携わらないので、人によっては面白みを感じないと思います。ただ、一定の職務(バイヤーやマネジャー等)になれば、一定の分野での決定権が与えられるため、やりがいを感じる部分もあります。

 

店舗販売、係長、在籍5〜10年、退社済み(2020年より前)、新卒入社、男性、高島屋、正社員

 

非常に風通しのよい企業。やりたいことを提案し創造的破壊、イノベーションを行っていくには最適のふ風土。基本的に保守的な考えた方をするひとが 多いが若い人たちは新しい発想のもと仕事に取り組んでいる。またお客様を大切にする考え方が定着しそれが伝統になっておりクレーム解決を最優先する考え方。優しいひとがおおくおもいやりのきもちがあるひとがおおい。

 

そういった仕事の進め方なのであまりがつがつしていない。それが企業の成長を阻害する要素にもなりえるがお客様から支持される要因になっていると考える。内向きしこうを是正するためさまざまな取り組みがなされており徐々に企業文化もかわりつつある。組織はみせが単独で収支を管理し、各事業部と並列、ネットや法人営業などの事業部があり、その他の事業は別会社になりグループを形成する。

 

斜陽産業といわるが都市部に大規模の店がありまだまだ小売業としては持つと考える。今後は旧来の百貨店のやり方ではなくリーシングを含めたショッピングモールを都市型で運営する方法にかわってくる。ディベロッパーがグループにあり存在感を高めつつある。他の小売と同じく人件費を押さえながら利益率と高めていく方法をとる。

 

営業推進部、営業企画、次長、在籍15〜20年、現職(回答時)、新卒入社、男性、高島屋、正社員

 

企業メッセージにもある『いつも、人から』に表れているように、お客様≒人の視点を最も重要視しつつも、一方で従業員≒人の視点や思いも汲む社風。スタッフビルではフリーアドレスも進み、社内提案制度も定期的に開催されるなど、組織間や上下での風通しは比較的良く年齢や役職関係なく意見を言いやすい、聞いて貰える風土がある。社としての歴史は長いが常に先を見据える精神やスタンスは今も企業文化として脈々と受け継がれているように思われる。

 

マネジャー、在籍20年以上、現職(回答時)、新卒入社、男性、高島屋、正社員

 

穏健。企業メッセージ「人にやさしく」のとおり、従業員にやさしい会社。組合組織も健全に機能している。同業他社との大きな合併を経験していないことが逆に企業風土に良い影響を与えており、他社と比較しても社員同士の余計な軋轢がない。学歴によって処遇にさがでることもほとんど見られず、高卒・大学卒の差は入社時の職階の差こそはあるも、以降は発揮した能力によって昇格する。言い換えれば高卒の人間であっても能力があれば天井なく昇格し、大学卒であっても能力を発揮できなければ昇格しない。男女差についても、モチベーションがあれば昇格できる(はじめから昇格を望まない女性もいる)。

 

販売部、在籍3年未満、現職(回答時)、新卒入社、男性、高島屋、正社員

 

良くも悪くも人に優しい会社。かつての反省を踏まえて法を守ろうとする姿勢が伝わる一方で、それにあぐらをかく者もおり、そのせいで真面目な社員にしわ寄せがいき疲弊しているのが実情。他社も含めて業界全体が変革しようと躍起になっている昨今、同社の変革への姿勢は特別早いわけではないが、高く評価できる。人が根幹の企業なので、人情深い者も多いのだが、体裁を気にしなければならない場面が非常に多く、効率化や生産性というものからは程遠い。

 

営業企画、在籍15〜20年、現職(回答時)、中途入社、男性、高島屋、正社員

 

組織体制は、経営が気分でコンセプトをコロコロ変えるので方針じみたことは特にはない。企業文化は、古き百貨店の栄光時代に縛られて変化はなく、とにかくお客様第一とだけ言い続けているが、その特徴は、三越伊勢丹の真似っこ企業であること。島屋は、百貨店業界のトップを目指しているわけでもなく、百貨店業界初の試みも大したものはない。

 

例えば、三越伊勢丹がTポイントと提携を始めれば、真似っこして島屋もdポイントと提携を始めた。お客様は気付かなくても、業界では「あ、また真似した」と思われるようなことの連続。

 

販売担当、在籍3年未満、現職(回答時)、新卒入社、女性、高島屋、正社員

 

良くも悪くも現場主義。売り場ごとに習慣が違うことが当たり前になっている。そのため、異動するたびに新しく覚えなければならないことが多い。しかし、教えてくれる人がいないことが多く、後手後手での対応になっている場合が多い。販売担当でも販売以外の仕事が多く、売り場にほとんど立っていない人が多い。

 

基本的に人を大切にする会社である。社員のプライベートにも配慮があり、働きやすい環境が整っている。勤続年数も長い人が多い。ただ、店舗での従事となった場合、あまり厳しい環境ではない分、他の企業に比べて競争意識が高い人は少ない印象がある。

 

生鮮食品部門、在籍3年未満、退社済み(2015年より前)、中途入社、女性、高島屋、正社員

 

何店舗か経験しましたが、店舗によって客層やスタッフの雰囲気がかなり違うように見受けられました。接客業でありお客様第一で動く必要があるため、柔軟な対応力が求められると思います。普通のスーパーと違い富裕層の方も多く、車まで荷物を運んであげたり、紙袋を余計に要求されるなど、過剰なサービスを要求することも多々あります。色々と無理を言われることもありますが、笑顔で対応する必要があるため人によってはストレスを感じることも多いと思います。

 

販売など、在籍5〜10年、現職(回答時)、新卒入社、女性、高島屋、正社員

 

わたしは女性なので、女性に優しい会社に就職したいと思って就職活動をしていましたが、まさに女性にとっては働きやすい会社だと思います。どこの会社でも、風通しのよい職場やそうでない職場などの濃淡はあると思うのですが、島屋はさすが販売第一主義だけあって、全員が販売員。だいたいの人が「話しやすい」「フレンドリー」な雰囲気がある会社だと思っています。

 

大きな会社なので、若手のころは「決定が遅い」と感じたり、「企業体質が古いのでは」と思うこともありましたが、入社してしばらくたって、いろいろな部署を回るうちに、むしろこの大所帯でこれだけよく意見を回せているものだと思うことのほうが増えました。自分から積極的に意見を言ったり、情報収集しようとしたりする人間には働きやすい会社ですが、大会社であるがゆえに、「待ち」の姿勢の人には「決定事項しかおりてこない!」という不満がたまりやすいかもしれません。(どこの大会社も同じかもしれませんが)

 

販売、在籍20年以上、現職(回答時)、新卒入社、女性、高島屋、正社員

 

労働組合と経営の関係が濃く、進級・昇進は組合の執行委員が圧倒的に有利です。現在の経営幹部も多くが労組経験者で占められています。そのため毎年の賞与やベアの交渉も組合経験者同士のヒエラルキーの範囲で進められているような印象があります。業種柄、社会の評価を非常に意識するので弱者に対しては手厚いサポートがあります。特に出産、育児は出産休暇、育児休職、育児勤務など取得者が多くどの職場にも必ず1〜3名はいる状況なので、取得者本人は気兼ねすることなく勤務できますが、その分要員増があるわけではないのでまわりがサポートせねばならず、育児勤務者をかかえる職場は通常勤務者への負担増が深刻です。

 

また、役職は「主任」「係長」「課長」「次長」「部長」とありますが、これらはそれぞれの進級試験に合格して与えられる「級」であるため「マネージャー」といった職場の管理監督者とは別物です。課長級のマネージャーの下に「次長級」「部長級」の営業職、販売職がいるのが普通で、「課長」が「部長」の上司というおかしな構造になっています。

 
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