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京セラ梶u志望動機・転職理由・ミスマッチを暴露」

 

志望動機・転職理由・ミスマッチ

 

製造、在籍5〜10年、退社済み(2020年以降)、中途入社、女性、京セラ

 

入社を決めた理由:
福利厚生が良いと思ったからです。給料も安定していると思います。また、大きな会社なので倒産のリスクも少ないと思っています。

 

「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」:
実際に福利厚生が良かった。しかし、給料面では配属先によって同い年の同期ですら全然額が変わってきます。交代勤務、残業、休日出勤をしなければ手当が付きません。たくさん働けばそれなりにたくさんもらえます。でも、手当がもらえるような配属先に行けるとは限らないのであまり期待しすぎると良くないです。安定はしているのは確かですが、朝礼が長かったり、休日拘束イベントが毎月あったりして色々とストレスです。こういうのが嫌いな方は入社するべきではありません。また、京セラがスポンサーをしているサッカーチームのチケットを毎年買わされるのですが、買わないでいようとすると責任者からマークされます。

 

半導体、品質保証、在籍3年未満、現職(回答時)、新卒入社、男性、京セラ

 

入社を決めた理由:
創業以来60年間一度も赤字になったことがなく、経営がしっかりいるからである。
安定して働くことができると思ったからである。また、社員をクビにすることはなく、社員を大事にする風土があると感じたからである。

 

「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」:
経営の透明性はあると思う。利益率は高いわけではなく、少し不安を覚える。景気が悪くなっても一気に影響を受けるわけではなく、幅広くやっている分、ダメなところもあれば必ずいいぶもんもある。馬車馬のように働くことも覚悟していたが基本的に土日は休みで長期休暇もしっかり確保されている。また若手のうちから海外出航を夢見て入社する社員が多いが、10年目手前ぐらいの中堅になるまで海外出張もなかなか行かせてもらえない部署もある。アメーバ経営なだけあって事業本部毎で雰囲気も違い、別会社のようにも感じられる。

 

通信機器事業部、社内情報システム、在籍10〜15年、退社済み(2015年より前)、中途入社、男性、京セラ

 

入社を決めた理由:
海外の現地法人で採用され、テレビ会議で転籍のインタビューを受けて帰国して入社できた。入社させて頂き本当に感謝している。

 

「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」:
私の場合、海外の生活が長く、日本に戻ろうとした際、帰国前に転籍できたので妥当だった。ただ、日本の会社とはいえ、海外現地法人だったので同じ部署に日本人はいず、社内の規則・雰囲気も現地と同じだったので、日本の本社で勤務するようになった際は、日本とアメリカでの会社・社員の感覚がかなり開きがあることの認識があるべきだった。稲盛和夫氏の経営哲学を社員が実践しているというよりは、稲盛和夫氏に憧れている方が多い。経営哲学の大切さや文字などでは形式知化できない部分を経験ベースで理解できている人は少ないと感じる。ただし、それを悪い意味と捉えるのではなく、誰よりもリスクを取り、周囲の社員よりもチャレンジをし続けていれば、そのスタンスを評価してもらえ、大きな成長を遂げられる会社ではある。

 

保全業務、メンバー、在籍10〜15年、現職(回答時)、新卒入社、女性、京セラ

 

入社を決めた理由:
インターンシップに行った時に同じ学校をでた女性の先輩が働いている姿を見て現場での仕事もできると思ったから。盛名誉会長の考え方・教えには多少昭和気質があるにせよ、納得感がある。基本的な行動指針を統一することで社員のベクトルが同じ方向を向き、より良いパフォーマンスが発揮できるのではないかと期待したため。

 

「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」:
配属されてから部署によって教育体制は様々だが、特に製造現場のある工場では先輩のやっていることを見て学ぶという部署もある。世代によっても異なるが、職制に見合った人が責任者になっているとは限らないため、部下の方が大人の対応をしなければならないこともある。基本は、自分で勉強できる人が伸びやすい環境にあると思う。ただ、若い時に頑張っても入社5年目くらいまでは昇級に関しては大きな差はつかないため、6年目以降から頑張った方が良い。

 

営業、在籍3年未満、現職(回答時)、新卒入社、男性、京セラ

 

入社を決めた理由:
京セラの独特の企業文化・企業システムに興味があったため。それらを実際に肌で感じ、体得したいと思った。

 

「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」:
今の段階では、京セラである必要はなかったと思う。企業文化について有名なフィロソフィ。内容は正論、完全に正しい。ただ実行は難しい。実践できているのは本当に一握りだと思う(自分もまだまだ)。「大家族主義」は自分には合っていないように思う。企業システムについて有名なアメーバ経営。経営層にとっては素晴らしいシステムだと思う。各アメーバに目標売上を確実に達成させ、経費を最小化させる。それを毎月繰り返す。一方、末端の社員は大変。売上達成のため顧客満足を無視した押し込みが、部署によっては行われている。基本的に保守的な企業で、挑戦はしません。会社は「挑戦した人を評価する」「グローバルに通用する若手を」というが、挑戦していいのはお金を使わないものだけで、お金をいかに使わないかが大事になる。グローバルはあってないようなもので、出張赴任は平均40歳(不確か)と聞いたことがある。エネルギーのある若手を海外に行かせるのは、経験がないため、ムダと言われる。英語もできない人が年功序列的に出張赴任を行うことが常。

 

ソーラーエネルギー事業部、在籍5〜10年、退社済み(2015年より前)、新卒入社、女性、京セラ

 

入社を決めた理由:
技術開発が多角化している。

 

「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」:
妥当だったと思う。ある部署が不振でも、他の部署で好調であったりするので、会社全体としては安定しているめ。工場の稼働時間については確認するべきだった。研究開発・技術部門も不規則な交代勤務を行わなくてはならない事が多く、長期的な体調管理が難しい。行事の参加について認識すべきだった。参加自由でありながら、暗黙の了解で強制である行事が多い。経営の土台というか、高収益企業のノウハウがしっかりできていると感じました。また、社員を大事にするという情報は事実ですが、その分時間管理は厳しいです。部署によっては裁量労働制(簡単に言うと「何時間働いてもいいが、月々の給料は同じ」というシステム)を取り入れ、社員の人件費を削減しています。

 

 
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