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伊藤忠商事梶u志望動機・転職理由・ミスマッチを暴露」

 

志望動機・転職理由・ミスマッチ

 

自動車、営業、在籍3〜5年、退社済み(2020年より前)、新卒入社、女性、伊藤忠商事

 

入社を決めた理由:
総合商社に入ることで、海外をまたぐ大きなビジネスに携われると考えたから。非財閥系でありながらも、他の大手商社にも劣らない業績を維持しており、成長を続ける中国をはじめとするアジア圏に強みがある点が魅力的に映った。

 

「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」:
入社時点でどこの部署に配属になるかは選べず、行きたい部署に行けるかどうかが運次第であること。海外駐在も行けるが、人によって行ける年次も異なり、優秀な人ほど早く行ける風潮があること。

 

営業、在籍3年未満、退社済み(2020年より前)、新卒入社、男性、伊藤忠商事

 

入社を決めた理由:
@大企業でありながら新しいことにチャレンジしている姿勢と若手がその新規事業に携わることができる仕組みがあると感じたから。
A待遇面が良いと聞いていたから。
B事業規模の大きさ。

 

「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」:
@数多くの企業への投資に加え、積極的に組織改編を行うことで、新たな事業を生み出そうという意思は強く感じるが、若手社員にそのチャンスが回ってくることはそこまで多くないように感じた。また、新たな組織を作ったり、新たな投資を行ってもどういう意図でやっているのかまでは現場に降りてこない(または深く考えていない)ため、やるべきことがわからないままの組織もいくつか存在する。大企業、大きな資本・キャッシュがある企業であるからこそこのようなことが可能なのだが、ここに配属された社員は困惑していることも多い。

 

A給与・福利厚生ともに日本トップクラスの待遇であると感じる。特に給与面では他企業に比べ若いうちからかなり給与が高い。外資系に比べると上昇率は比較的穏やかなのかもしれないが、その分安定している。

 

B事業規模は大きく、事業領域はかなり広いため、会社としては様々なことにチャレンジしている印象がある反面、1社員を見れば一つの領域に留まるパターン顔多い。

 

営業部、事務職、在籍10〜15年、退社済み(2020年より前)、新卒入社、女性、伊藤忠商事

 

入社を決めた理由:
商社のビジネスに興味があったから。また就活でお会いした社員が皆「前に向かうエネルギー」に溢れ、エリートサラリーマンというより商売人であり自分と合っていたから。

 

「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」:
当時は大手や安定にこだわり当時人気の商社事務職に就職し、想像以上にホワイト企業であった。事務職という職種はなんだかんだで生温い環境である。今後仕事をやめる転職をする可能性も非常に高いため、よっぽど事務業務が好きでなければ総合職に挑戦した方が良いと思う。

 

バックオフィス、在籍3〜5年、現職(回答時)、新卒入社、男性、伊藤忠商事

 

入社を決めた理由:海外駐在の可能性、給与面を主とした待遇の良さ

 

「入社理由の妥当性」
営業だと2,3年目、バックオフィスでも4,5年目までには、海外に2年間の研修に確実に行くことが出来る。しかし、中には半年間の語学研修の可能性もあり、希望を出すことは出来るが、基本的には会社や部署の意向に沿うことになる。よって海外面はある程度入社理由を満たしていると思う。給与面は、1年目から年収面では日系企業の中では多分に貰える方だと思う。月給はさほど変わらないが、賞与が大幅に異なってくる。8年目までよほどのことが無い限り自動的に昇給していくため、待遇の良さも満たしていると考えている。

 

「ミスマッチ」
よく商社業界では「配属リスク」というコトバが用いられるが、これは本当に事実存在している。先決め採用でない限り、配属は営業課での需要と人事の裁量で決まっており、自分の感覚では内定時点からある程度の配属先を見据えて、新卒を取っている印象がある。内定後、配属希望面談などもあるが、あまり意味をなしていない。「やりたいことがない」けどなんとなく海外周りの仕事に携わりたい場合、商社の採用とはマッチすると思うが、明確にやりたい事がある人にとってはかなりリスクがある業界だと言えるかもしれない。

 

営業、在籍3年未満、現職(回答時)、新卒入社、男性、伊藤忠商事

 

入社を決めた理由:
仕事に真摯に取り組むヒトが多いと思った。そんな人たちがいる環境なら、自分も同じように仕事に熱く働ける社会人生を送れると考えたから。

 

「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」:
みんな基本的には真面目。数字に対して実直、愚直に取り組むのに秀でている人の集団。だが、かなりドライではある。ある種外資系のようなドライさが蔓延りつつあり、昔ながらの総合商社にある人間臭さは失われている。課での飲み会もコンプライアンス遵守を徹底するあまり激減、社内懇親の場はほとんど存在しない。そんな中での仕事になるのでチームワークは醸成されず、チームプレイとは名ばかりであるというのが実情。

 

経理・財務部、在籍3〜5年、退社済み(2020年より前)、新卒入社、男性、伊藤忠商事

 

新卒入社であったが、グローバルな視野を持って働けること、また、大きな会社であり、様々なことに取り組むことができ、かつ、マーケットにおいてかなりのプレゼンスを持ってビジネスを営むことができるため、魅力的に感じたため。入社後はそもそも希望していた部署と全く異なる部署に配属されたため、上記の理由については全く達成されていないが、もし希望通りの配属であればそれなりに達成されていたと思う。そういう意味では、総合商社における配属リスクは適切に認識しておくべきだったと感じる。

 

IR関連、在籍5〜10年、現職(回答時)、新卒入社、男性、伊藤忠商事

 

入社を決めた理由:
ガッツあふれる人が多かったこと、ナニクソ魂で既存のコト・モノ・仕組みを変えようとする気持ちの強さ。新しいことをやってみよう、という雰囲気を感じられたこと。オフィスの立地。海外との接地面の多さ。

 

「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」:
若手は下積みが大切で、そこに意味を求めすぎると理想と現実のギャップに悩まされる。過去の先輩たちの(良い意味でも悪い意味でも)実績は変えられない。社会が持っているイメージは自分の力では変えられない。信用力やネームバリューはどうにもならないもの。少し前までは、伊藤忠といえば「品がない」「金のことだけを考えている」というイメージがありそれらを感じることもまだあるが、会社が変わろうとしていることも感じる(そんな簡単には変われないと思うが)。

 
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