㈱スクウェア・エニックス「志望動機・転職理由・ミスマッチを暴露」
予算管理など、在籍3年未満、現職（回答時）、新卒入社、女性、スクウェア・エニックス、ドラゴンクエスト、ファイナルファンタジー
入社を決めた理由：
英語が生かせ、将来的に海外子会社への駐在も可能と聞いた。また、飲み会などが好きな人は少なく、体育会系でもなく和気あいあいとした社風だと聞いたから。
「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」：
海外子会社への出向は特例であること。飲み会が好きな人が多いかなどは部署によってかなり異なること。自由に意見を言える部署でも、社内の政治が影響して上の意向がすべてであること。間違いはないが、事業会社としてのんびりしている面もある。また、これはどの会社でも通じる教訓でもあるが、ダイナミックな仕事をするかどうかは自分の動き方次第、自分で仕事を作るしかない。
人事部、在籍3年未満、退社済み(2015年より前)、中途入社、男性、スクウェア・エニックス、ドラゴンクエスト、ファイナルファンタジー
入社を決めた理由：
採用や育成に興味があり、グローバルに挑んでいく方向性を打ち出しており、チャレンジできる環境と感じたため。また、昔からスクウェアエニックスのゲームが好きでもあったので、そのチャレンジの後押しをしたいと思いました。
「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」：
会社の方向性は、大赤字を出した年ということもあり、業績としてはうまくいっていないタイミングではあったが会社としては海外にデテイクチャレンジをしているため、認識は間違っていないとは思います。
管理部門、在籍3～5年、退社済み(2015年より前)、新卒入社、男性、スクウェア・エニックス、ドラゴンクエスト、ファイナルファンタジー
入社を決めた理由：
興味深いコンテンツ。採用や育成に興味があり、グローバルに挑んでいく方向性を打ち出しており、チャレンジできる環境と感じたため。また、昔からスクウェアエニックスのゲームが好きでもあったので、そのチャレンジの後押しをしたいと思いました。
「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」：
ゲーム業界ひいてはエンタテイメントとも言える華やかイメージがあるが、確固たるヒエラルキーからクリエイティブな部分が感じられない部分がある。ただし部署によっては差がある。残業は推進されないが、封建主義の下、非科学的な根性論がしばし充満する。ギャップと矛盾に常に突き当たるが、事業内容とコンテンツに愛情とやりがいを感じる人は耐え忍び、是非ご活躍いただきたい。
開発、在籍5～10年、退社済み(2015年より前)、中途入社、女性、スクウェア・エニックス、ドラゴンクエスト、ファイナルファンタジー
入社を決めた理由：
技術力が高く、スキルアップになると思った。ビックプロジェクトに関われるのでやりがいがあると思った。大好きなゲームを作っている会社だったので大きなあこがれがあった。
入社前に確認しておくべき点：
どの部署・プロジェクトに配属され、具体的にどのような仕事をするのかが明確になっているか。途中で仕事内容が頻繁に変わったりしないか。上司はどのような人か。一緒に仕事をする人は同じような目的意識をもって協力して仕事ができるか。この先独立なり、別会社へのステップアップを考えず、持っているコンテンツにひかれての入社なら骨をうずめるのもいいが、後々独立やステップアップの芽はないので、給与面の不満が出たりした場合、同業種への転職をすると後々困るケースも多い。
デザイナー、在籍3～5年、現職（回答時）、中途入社、男性、スクウェア・エニックス、ドラゴンクエスト、ファイナルファンタジー
入社を決めた理由：
国内では比較的技術力のある会社だと思っていたのでその技術を学ぶため。当時はトップクラスのクオリティのソフトを作る会社だったため、そこから多くのことを学べると考えていたため。また世の中に影響を与えることのできる事業に関わることができるため。
「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」：
国内で、という意味であればある程度は正しかった。が、入社直後から海外志向が強くなった程度には国内外の技術格差はある。当時の選択としては妥当だったとは考えているが、技術志向かつ英語ができるのであれば海外に出たほうが良いと思う。
出版部門、在籍3～5年、現職（回答時）、新卒入社、男性、スクウェア・エニックス、ドラゴンクエスト、ファイナルファンタジー
入社を決めた理由：
フレッシュな企画のゲームやコミックを多数刊行しており、企業自体に先進性があると思ったから。特にコミックは他社と比較しても営業力が強く、出版大手3社に引けをとらないインパクトのある仕事も十分できるから。
「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」：
フレッシュな企画のコミックは多数あり、また営業力は強いが、それは半分必要に迫られたものであること。長い期間大部数を作れる作家は他社にいきがちなため、話題性や流行といった要素を加味して商品に仕上げたり、専門店で重点的に販売し、ニッチな分野でユーザーを獲得するなど、営業力が高くなっている。プロジェクトが終わるたびに会社や部署の体制が変わるので、ゲーム開発の知見がまったく溜まっていない。また、社員は数ヶ月おきにまったく違う分野の仕事を割り振られるので、各分野の専門家がほとんど存在しない（アニメーションの仕事をしていた人がいきなりメニューの仕事を振られるなど）。
品質管理部、在籍5～10年、退社済み(2015年より前)、中途入社、女性、スクウェア・エニックス、ドラゴンクエスト、ファイナルファンタジー
入社を決めた理由：
もともとゲームが大好きで、その中でもとくに自分がハマっていたシリーズを作っている会社であるという理由から入社を決めた。
「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」：
完全に分業制であり、たとえば他に興味のある職種があっても、なかなか異動は難しい。どこの会社もそうだと思うが、上の人間と密にコミュニケーションをとって自分のやりたいことなどをうまく表現できれば、チャンスを掴めると思う。ゲームが好きで愛社精神の高い社員の方が多いです。ラウンジにゲーム機が置いてあったりエンターテイナーな環境が好きであればよいと思います。一方、残業等は多く、土日にはイベント等で出社することも多いため、その辺りの覚悟はいるかもしれません。
モバイル事業部、在籍3～5年、退社済み(2010年より前)、中途入社、男性、スクウェア・エニックス、ドラゴンクエスト、ファイナルファンタジー
入社を決めた理由：
当時自身で強く興味を持っていた携帯コンテンツ分野であり、すでに独自にコンテンツ等を開発していた経験もあることから、より大きな市場に対して新しいコンテンツ等を提供したいと考えて入社。
「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」：
入社理由については妥当だったと考えています。認識しておくべき事は、長く腰を据えて定年退職まで勤め上げることは少し難しいかもしれません。正社員登録がかなりハードルが高く厳しい。5年以上契約社員のままの人間がかなり多数いる現実。若返りを図るもうまくいっていない現状。