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且草カ堂「志望動機・転職理由・ミスマッチを暴露」

 

志望動機・転職理由・ミスマッチ

 

管理、在籍5〜10年、現職(回答時)、新卒入社、男性、資生堂

 

入社を決めた理由:
生産技術の専門性が低く、自分が活躍できそうであるいうこと。インターンを行った際に人柄がいい人が多く、ストレスが少なそうだなと感じたこと。大企業という環境に属することで自己肯定感を向上したいということ。

 

「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」:
入社理由とのギャップはあまりありませんでした。認識しておくべきことは大企業なので、いい人、悪い人というのは存在します。また、日常業務のみやってる人が評価されることはありません。なにかしらの日常業務以外の成果が求められ、その内容によって評価されます。

 

研究員、在籍3年未満、現職(回答時)、新卒入社、男性、資生堂

 

入社を決めた理由:
会社からの距離が近く、化粧品を提供することで多くの幸せを分かち合えると思った。配属先はスキンケアグループであったので、化粧水、乳液、美容液、ニキビケアなど多くの製剤に扱うことができる。また社長の魚谷正彦は当初からグローバル化を推進して、社内の英語公用化や海外留学など従来の資生堂にはなかった新しい風土を提供することで、一兆円企業として成長させた。事実、私が入社してから多くの経験をおこなうことができた。一つ目は海外留学だ。それはアメリカの研究所で数週間滞在することができた。それ以外にも、英語留学など語学を積極的に活用することができる。

 

「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」:
特に、入社されている方は女性が非常に多いので、話ができる方が好かれる。特に女性の年配の方など、常務上必要なこと。雑談力ももとめられる。今後資生堂に入社を希望される方は、会話力をつけることが最重要ポイントかと思います。

 

営業、在籍5〜10年、退社済み(2020年より前)、新卒入社、女性、資生堂

 

入社を決めた理由:
女性の活躍に対してものすごく積極的な会社だったので、ここでならしっかりライフステージの変化に合わせてもキャリアを構築できると思い入社しました。

 

「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」:
総合職全国コースであれば、北海道の北見から沖縄まで、容赦なく転勤させられること。20代という公私ともに人生が大きく動く時期に、縁もゆかりも無い、スキルアップにもつながらない地方の個店営業をさせられることについては、あらかじめ認識しておいた方が良いと思います。「人生が狂った」と嘆く若手は非常に多いです。華々しい化粧品最大手のオフィスで働いていることを想像されて入社されると本社以外のオフィスに配属されたときはギャップに悩むと思います。

 

泥臭い、頭を使わないような体力仕事も非常に多いので。また美容部員が派遣されている店舗や企業を持つことになると、自分よりうんとキャリアの上の女性を巻き込み仕事をしなければなりません。美容部員のご用聞きにならなければならないケースも多々あるので、そこに苦しみ悩む同期も大勢いました。休みの日も容赦なく美容部員から電話が入りますし、ラインの通知も美容部員だらけ、といった状態になります。

 

技術職、課長、在籍20年以上、退社済み(2020年より前)、新卒入社、男性、資生堂

 

入社を決めた理由:
私は薬学部卒業で、研究者として医薬品開発を担当したく当社に入りました。大手製薬企業に行くことも考えましたが、その当時正にこれから医薬品事業に乗り出そうとしている当社に入り、黎明期の事業を切り拓く道を選びました。

 

「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」:
そして幸運にも入社前に思い描いた通り、当社にとっては全くの新規事業である医薬品事業の立ち上げに携わることができました。その仕事の経験は、後に担当した海外の研究開発拠点の立ち上げに活かすことができ、そして資生堂を退職した後に入社した現在の会社に入社する際のアピールポイントになったと思います。

 

ブランド戦略、ストラテジスト、マネージャー、在籍10〜15年、現職(回答時)、新卒入社、女性、資生堂

 

入社を決めた理由:
老人ホームでのメイクアップボランティア活動などの社会貢献活動を積極的にしている会社であったため興味を抱きました。また自身が女性であるため、化粧品というカテゴリーは自分の興味と一致しているのと、女性としての感性などが仕事に活かせると考えました。また女性が多く、活躍しやすいと思ちました。

 

「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」:
社会貢献活動という点においては、現在では、サスティナブルな活動で社会の良いことをするのが当たり前の世の中になっているため、今は大手であればどの企業でも、もしかしたら同じかもしれません。しかし、早くからこのような活動を始めていた企業であるので、とても倫理的な価値観を持っていると感じます。
女性の活躍に関しては、まだまだ上層部は男性ばかりです。しかし、それに関してはこれから改革を進めていくようです。

 

総合、在籍3年未満、現職(回答時)、新卒入社、男性、資生堂

 

入社を決めた理由:
成長環境‥成長環境が非常にあり、短期間で一気に成長できるとおもう。
人‥面接などで話した方々は大変優秀な雰囲気で、他に内定をもらっていることを話したらどういうところがメリットで、必要に応じてチャンスを提供するといってくれた。給は、新卒の中では比較的高く、評価も年功序列ではなくなったため伸び率も高い

 

「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」:
成長環境は十分あり、非常に充実している。ただ、これは自分から積極的に掴む必要がある。私は入社一か月以降から実際の業務を任され、これは伸びる環境だなと実感していた。入社面接で言ったことを覚えてくださり、チャンスをあたえてくれた。優秀な人が多く、外部からもたくさん人材を入れているので、いまのところ、とてもやりやすい。

 

香粧品、生産技術、在籍3年未満、現職(回答時)、中途入社、女性、資生堂

 

入社を決めた理由:
有名企業で大手だったから。安定した雇用かつお給料がたくさんもらえると思い、期待して入社した。

 

「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」:
大手だが年功序列制が強く、すぐに高い年収は望めない。ただし、ボーナスは3回と回数が多く、もらえる額も初年度から30万とかなり金額が貰える。その分毎月のお給料が少なく、大卒で手取りは15万程。同業者と比べても少ないのではないか?と感じる。やはり、生産分野の就職だと残業はかなりある。新卒は給料が少ないので一人暮らしなどする場合は残業必須と思われる。通勤時間が2時間を超えている場合は家賃補助の対象なのでその辺の福利厚生は流石大手なだけあり、しっかりしている。

 

マーケティング、在籍5〜10年、現職(回答時)、新卒入社、女性、資生堂

 

入社を決めた理由:
1、ワークライフバランスを保ちながら、長く働けそうだと考えたため。
2、女性の生活にほとんど必需品と言って良い化粧品を生み出す仕事に興味があったため。
3、歴史ある日本を代表する会社で、優秀な方と一緒に働くことに魅力を感じたため。

 

「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」:
女性にとって非常に働きやすい環境であることは間違いない。男性よりも女性のほうが力が強い。女性管理職も普通に存在している。ワークライフバランスも取りやすい。1つ入社してから気づいたのは、女性に人気のある会社であるため女性は優秀な人材が多いように感じるが、男性の就職先としては人気が高くないためか、男性の人気企業には入社できず拾ってもらった感のある社員が多い。(総合職に限る)美容職から本社に異動になり長年同じ部署にいる社員も多い。社歴は長いため逆らえ客観的事実より、感情論で意見を言うため、議論が混乱する。

 

営業、在籍3〜5年、現職(回答時)、新卒入社、女性、資生堂

 

入社を決めた理由:
企業ブランドイメージから、センスの良さ、品の良さを感じ、この企業で働きたいと思った。

 

「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」:
資生堂という会社で働きたいという気持ちだけで入社してしまったが、まず第一に認識しておくべきだったのは、全国転勤ありの総合職として働くという前提だった。特に女性の場合は一箇所目、二箇所目の配属先によって、結婚や出産などの計画が左右されると思う。地方営業からスタートということは、入社の段階から説明されていたし、当たり前のことなのだが、その点をよくよく認識してから入社を決めないと、後で大きなギャップを感じることになる。地方で営業活動をしていると、消費者の立場から見ていた資生堂のブランドイメージとは全く離れたところにいるように感じる。

 

担当している流通チャネルにもよるが、所謂化粧品専門店というチャネルを担当していると、相手にしているコンシューマー、カスタマーともに総じて60?80代と高齢者の女性であり、入社以前は全く想像もしていなかった環境で仕事をしている。地方オフィスでの資生堂社員も平均年齢は高く、若返りが求められているように感じる。20代を地方で年配の方に囲まれて過ごすというのは想像以上に精神的に厳しい。

 
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