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コニカミノルタ梶u志望動機・転職理由・ミスマッチを暴露」

 

志望動機・転職理由・ミスマッチ

 

開発、在籍5〜10年、現職(回答時)、新卒入社、男性、コニカミノルタ

 

入社を決めた理由:
材料からメカ、ソフトなど幅広い領域での開発力を持つ企業であり、世の中の役に立つより良い製品開発ができると考えたため。地方ではなく東京で就職することができること、さらに化学系であれば転勤することが殆どない。新規事業に力を入れており、新卒入社でもそのような事業に携わる事ができるため。働きやすい企業としての評判が高かった。

 

「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」:
化学系での入社であったが、メカやソフト担当者と一緒にする機会も多く、一体となった製品開発を行うことができた。就職も東京で、同期入社の化学系の人たちも同じ東京での勤務となった。同期の中でも新規事業の部門に配属される人が多く、希望していた部門への配属が叶っていた。入社当初の上司は、有給休暇取得を言い出せる雰囲気もなく、夜遅くまでの業務も必要でかなり働きにくい環境で、入社前に聞いていた情報とはギャップがあった。他部門ではそのような上司は少なく、ノー残業デーを実施している部門もあると聞いていたので部門間で差はあると感じた。現在では上司も変わり、有給休暇の取得や残業時間を減らすことに対し積極的でありかなり働きやすい職場になった。会社の風土改革もあり、働くことを強要してくる上司はかなり減ってきているのではないかという印象。

 

企画、在籍5〜10年、現職(回答時)、新卒入社、男性、コニカミノルタ

 

入社を決めた理由:
メーカーなので雇用が安定していると考えた。
離職率の低さや女性の勤続年数も高いことから、激務ではないと踏んだ。開発拠点が八王子と一応都内なこと。

 

「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」:
オフィス機自体が衰退してきている為、安定しているとは言い難い。現状以上に利益が増える事はないと考えている。ただし、他の新規事業も色々と手を伸ばしている為、MFPに変わる事業が出来れば、今後もやっていけると思う。今後はMFPの技術者より、データサイエンティストの方に採用の力を入れる為、ゴリゴリの製品開発は狭き門になるだろう。化学の分野では研究開発をまともにやっているかもしれないが、電気電子の分野では社内で自信を持っていない印象であった。福利厚生は他日本企業と同等に良い。新規事業が育たず、それをバックアップできるだけの化学以外の技術力が社内に知見もあまりない。印刷業界はまだ需要があるかもしれないが、印刷レスになる今後は怪しい。

 

企画、在籍15〜20年、退社済み(2020年より前)、新卒入社、男性、コニカミノルタ

 

入社を決めた理由:
モノづくりのメーカーで顧客への提供価値に関わる仕事をしていきたかった事。のびのびとした風土の中で、自分が主体的に仕事を作っていけると思ったこと。

 

「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」:
現在の会社はデジタルやイノベーションなどを中核に謳っているものの、大企業ならではの判断や投資スピード、またその基準が高いことにより動かないことも多々あるため、起業を目指すような野心ある若者に合う会社であるかは判断しにくい。競合に対して何が強味で、どこを伸ばしていくべきなのかを入社時にしっかり確認できると良い。入社後、業績はあまり延びず。その後トップが変わり、新規事業に力を入れるもなにも当たらず。変革の時期のため、今は我慢の時といい続け、5年が経過した。いつまでも我慢できるはずもなく、フリーキャッシュフローもなくなり、人材流出のため、主力事業であるMFPもまともに新商品を作れない状況にある。2019年度には、開発の設計力不足と会社側も認めたものの、いまだに既存事業の人材を新規へ配置変更を続けているため、何がしたいかわからない状況にある。

 

開発、在籍10〜15年、退社済み(2020年より前)、新卒入社、男性、コニカミノルタ

 

入社を決めた理由:
大学の研究室の推薦で入社。海外で働くことに憧れがあり、海外に出るチャンスも多いといわれて決心した。実際、海外ベンチャーとの共同開発に若手のころからチームメンバーとして加えて貰ったり、海外出張も多く、海外との距離は近かったです。海外駐在はかないませんでしたが、期待に近い経験ができました。大きすぎもせず(大きすぎると業務が細分化され、スキルが身につかない)、小さすぎもせず(小さすぎると業務の規模が小さかったり、多様性がなかったり)、海外売上比率が高いので、幅広いスキルと経験を積めそうだったので。その点では、正解でスキルも経験もつけることができ感謝しています。

 

「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」:
妥当だったと思います。特に周りがアグレッシブではなかったので、自分のようなアピール得意なタイプの人間にとっては、(海外経験に限らず)チャンスが多かったです。

 

開発職、在籍3〜5年、退社済み(2020年より前)、新卒入社、男性、コニカミノルタ

 

入社を決めた理由:
主たる収入源を変革する必要があり、変革に従ってイノベーションのニーズがあり、そのためのシーズへの投資が始まっていると考えたから

 

「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」:
イノベーションのニーズがあるまでは真実です。シーズへの投資が行われているかは大きな疑問符です。少なくともコニカミノルタは研究所を持っていません。これは、コニカミノルタは「選択と集中」を行い、事業拡大に利益になるもの以外に広く投資することをしないことを意味します。ですので、イノベーション・新規事業企画において不可欠な要素である競合優位性を自社の技術力に求めるのはまず難しいと考えてください。ある人は「すり合わせ技術」がコニカミノルタの差別要素だと言うと思いますが、すり合わせ技術は本当に差別要素になりえますか?他社はやらないだけじゃないですか?それは複数の技術を組み合わせただけで、やればできるものじゃないですか?あなたは技術者として複数のステークホルダーの間をとりもつようなことを主たる業務としてやりたいですか?このことは、自分にとって最もおおきな入社前後のギャップでした。

 

企画職、在籍5〜10年、現職(回答時)、新卒入社、男性、コニカミノルタ

 

入社を決めた理由:
面接での人柄の良さ、技術系採用であるため、そのときはコア技術を活かしながら新規の開発に活かせるという環境がよく感じた。また海外への展開力は強みとしており、国内だけでなく広く新製品を普及する力や外を意識した新製品の提案などは用意にできそうな風土を感じた。

 

「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」:
妥当でもあり、妥当でなくもありといったところか。学生のときはコア技術に依存したシーズ発がかっこいいと感じていたが、実際にコア技術を利用した製品というのは基本的にパイがそこまで広がっているわけではない。またシーズに拘ることで新規事業が製品化するまでに中々時間がかかってしまう現実も有る。コニカミノルタはそれが典型的。そういう意味ではデザインシンキングなどニーズに拘って、技術は外から持ってくる開発の仕方もあるかと思う。そういった面はコニカミノルタとしてもだんだん称賛されてきているため、あとは実際の製品化ラインナップや事業化につながっていくかは今後の期待。

 

開発、在籍3〜5年、退社済み(2020年より前)、中途入社、男性、コニカミノルタ

 

入社を決めた理由:
ワークライフバランスの充実

 

「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」:
20時以降の残業禁止などに取り組んでおり長時間の残業は無い、との話で入社したが、私の所属部門では実際は形骸化しており長時間残業が慢性化していた。任意ではあるが、開発部門は裁量労働制を選択しなければならず(選択しなければ結果的に査定が下がるため)、長時間残業に対する成果は賃金としては返ってこない。やりがいを持って能動的に働く人間に仕事が集中する傾向にあるため、そういったタイプの方はワークライフバランスを取りづらい印象を受けた。自分が入社する前までは、もともと持っていた技術の強みを生かす別のものづくりを新規に創出して、カメラ事業撤退後も業績を維持していたので、妥当性があった。一方で、現在のメーカーはコト売りにシフトするところが多く、ここも例外ではなくなっている。コト売りをするにあたっての技術の強みを持っておらず、現状は新規事業の創出に苦慮している。

 
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