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潟ニクロ「志望動機・転職理由・ミスマッチを暴露」

 

志望動機・転職理由・ミスマッチ

 

経営企画、在籍5〜10年、退社済み(2020年以降)、新卒入社、男性、ユニクロ

 

入社を決めた理由:
「経営者を育てる会社です。」入社当時、経営者へのあこがれがあり、このキャッチコピーと、完全実力主義で若くても色んなチャレンジが可能だという点に魅力を感じて入社しました。

 

「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」:
経営者を育てる、という意味では、若いうちに店長を経験できることは非常に魅力的でした。何の専門になれるわけではありませんが、本部や上司のサポートのもと、若いうちから店長を経験することで、経営の基礎を体得できるチャンスがあります。ただし、かなり手厚いサポートがあるので、裁量は限られています。それでも、一生懸命やることで、ゆくゆく経営者になりたい人にとっては貴重な経験となると思います。

 

※経営者を目指して独立したりする人は実際に働いてみて非常に少なかったです。「経営者になるために」という議論は非常に活発にありますが、体質としてかなりトップダウンであるのは昔から変わっておらず、意外とサラリーマン体質の方が多い印象です。

 

営業部、在籍15〜20年、現職(回答時)、新卒入社、男性、ユニクロ

 

入社を決めた理由:
若くして責任ある仕事ができるという点、世界一を目指している点、社会の人々の日常生活に直接貢献できる衣類の販売という点、また、洋服を扱う以上ファッショントレンドの最先端である点から、大きなやりがいを感じて入社を決めた。

 

「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」:
認識しておくべきことでしては、当然ではあるが、会社の理念、社内目標の達成にフルコミットしなければならないこと。それがなければ日々の仕事もままならないほど、要求や基準が高い。また、入社早々に店舗配属になり、マネージャー候補として業務にあたるため、年上の部下を持つことが多い。その点でコミュニケーション能力が無いと、何事もうまくいかない。

 

商品系、在籍10〜15年、現職(回答時)、新卒入社、男性、ユニクロ

 

入社を決めた理由:
服が好きなのと完全実力主義の評価体制が良いと思って入社した。多くの新卒がまずは営業(店舗)からキャリアをスタートさせる。全国のユニクロの店舗の中からどこに配属されるかは分からない。店長候補者として入社して、アルバイトや準社員、地域限定正社員などのメンバーと一緒に、日々お客様満足・売上利益のために店舗を運営する。

 

キャリアが早い者は、入社後半年で店長に昇格する。完全実力主義なので、一生店長にやれない人もいる。ユニクロで言う店長とは、経営者ではなく、本部や上司の言うことを徹底する徹底力とスタッフを巻き込んで仕事ができるマネジメント力が求められる。メティアで取り上げられる機会が増えたユニクロだが、実際の現場は非常に泥臭く、入社前の理想・イメージと現実のギャップに苦しみ退職する人が非常に多い。

 

「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」:
新しい取り組みにガンガンチャレンジする企業風土なので、大企業だからという理由だけで入社すると痛い目を見る。良くも悪くも1,990円のフリースやニットを積み上げた売上で成り立っている会社なので、たとえ本部勤務でも自分自身の仕事を通じ顧客へ奉仕するという気持ちが必要に感じる。要求も高くPDCAサイクルが非常に早く、問題が起きた際の代替案の提案を2時間程度で役員に持っていかなければならない場合もありスピードが要求される。

 

営業部、店舗管理、店長、在籍3〜5年、現職(回答時)、新卒入社、女性、ユニクロ

 

入社を決めた理由:
実力主義で20代のうちに成長したい、また全国国内外問わずいろいろなところで働いてみたいという気持ちで入社。

 

「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」:
入社理由はばっちり合っていた。しかし配属される店舗やその上司にもよるが、自分が入社した時は思った以上に実力主義で、育てるというより放任で自力で成長しなさいというふうに育てられた。今は改善傾向にあるのかもしれないが、手取り足取りじっくり教えてもらいたい人には不向きで、ある程度自分で考え実行しながら学ぶことを求められる(店舗も生産性をあげることを命じられておりそんなに余裕がない、育てようとはしてくれるが)。また海外志向が強くても日本で基礎を学び人に教えられるようになってから海外赴任という道がひらけてくるため、すぐに海外で働きたい人にとってはじれったいかもしれない。

 

店長代行、在籍3〜5年、退社済み(2020年より前)、新卒入社、女性、ユニクロ

 

入社を決めた理由:
成長スピードが速いこと、店長になれたら多岐にわたる業務をこなせる・・・更に大型店の店長クラスになれば、数億円の在庫を動かせる、そんなダイナミックなビジネスをやってみたいと思いました。

 

「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」:
入社理由は妥当だったと思いますし、同じような想い・志を持つ人が同期でもたくさんいました。認識しておくべき事は、社歴が長く、社員より仕事ができるアルバイト・準社員の方がたくさんいらっしゃるという事でしょうか。社員になれば、そういった方々をも統括していく立場になるわけですが、一からいろいろな業務を教えてくださるのはそういった方々なので、謙虚な気持ちで学ぶという事を忘れなければ大丈夫だと思います。

 

地域限定正社員、在籍5〜10年、現職(回答時)、中途入社、女性、ユニクロ

 

入社を決めた理由:
学生たち時代にバイトとして入社し、就職の為退職したが、就職先の人間関係が原因で体を壊し転職を考えた時に、助け合う仲間意識の強さを思い出しまた働きたいと思い入社した。

 

「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」:
配属先にもよるが、和気あいあいとしていたり、仲間意識の強い店舗か多いので、チームで仕事をしたい人には適している。認識しておいてほしいのは、完全実力主義の会社であること。勤務年数による昇給は無い(障害者雇用除く)ので、自力で上っていかなければ、ずっと給料は上がらない。アパレル業界で見たら給料は良いほうだが、地域限定社員だとそこまで高くないので、都心の一人暮らしだと生活が少し厳しくなるかも。

 

店舗、販売員、正社員、在籍5〜10年、現職(回答時)、新卒入社、男性、ユニクロ

 

入社を決めた理由:
生活に根ざした衣服を扱っていること、会社として世界一を目指しグローバルに伸びている企業であるということ、経営者として自分の成長も期待できると感じた為です。

 

「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」:
研修や業務で習得することのできた知識や能力は、海外のユニクロでも発揮できるかもしれませんが、グローバルな活躍かどうかはわかりません。成長は個人の実感や尺度によって変わってくると思いますが、社内評価は上司が変わるたびに変わり、あまり客観性もなく不安定なものです。それでもコミュニケーションがうまくいったり、雰囲気が自分に合っていたり、周りから応援される人はスピード感を持って出世していけると思います。

 

営業、在籍3〜5年、現職(回答時)、中途入社、女性、ユニクロ

 

入社を決めた理由:
新店のオープニングスタッフとして入社。
オープン2ヶ月?3ヶ月は時給が1300円と地方にしてはかなり高かったこと、やりがいや達成感、目標を持って働きたかった為。当時の店長のすすめもあり準社員から地域限定正社員になることを決意。

 

「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」:
やりがいや、達成感、目標を常に持ち続けることができ評価もしていただいているので◎認識しておくべきだったことは、正社員といっても月によって給料にばらつきがあること。残業代で稼ぐようなもの。閑散期に有休消化を促されるがどこにも出かけられないし、贅沢もできないレベル。

 
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