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丸紅梶u志望動機・転職理由・ミスマッチを暴露」

 

志望動機・転職理由・ミスマッチ

 

営業、在籍3〜5年、現職(回答時)、新卒入社、男性、丸紅

 

入社を決めた理由:
・グローバルに働ける。且つ日系企業なので東京本社が決定権を持てる。
・労働時間に対する給与が高い。
・様々な事業を展開しており、入社後の選択肢が多い。
・比較的穏やかな人が多いという印象。

 

「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」:
基本的に入社前に抱いていたイメージは合っているように思う。これも部署にもよるが世界中に駐在の機会はあり、駐在先でも本社社員に決定権がある場合がほとんど。給与面も世間的に知られている水準又はそれ以上で、業績が悪い場合でもボーナスは支給される。入社後の選択肢については、以前は一度配属されたらその部署から異動することは難しかったが最近は人事部が社内異動制度に力を入れており、基本的に新入社員以外は利用可能。社員の雰囲気については、他商社と大きく違いは無い印象(人による)。

 

営業、在籍3年未満、退社済み(2020年より前)、新卒入社、男性、丸紅

 

入社を決めた理由:
内定が出た中で最もブランドがあり年収が高かったから。ついでに興味のある事業を行っていたから。

 

「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」:
ブランドと年収は間違いなくあった。当時すでに5大商社最弱で株価は上がらないうえ外資などと比較しても就活偏差値はそこまで高くなかったが、実際の業務ではかなり力を持っていると感じたし年収は高かった。配属は希望部署を申請してもほぼ会社側の都合で決められてしまうが、理系院卒の人達は専門性(というより所属研究科)が考慮される場合が多い。

 

事業企画、在籍10〜15年、現職(回答時)、新卒入社、男性、丸紅

 

入社を決めた理由:
事業領域の広さや海外勤務のチャンスからビジネスパーソンとして大きく成長できると考えたことと、比較的高い給与水準が魅力的であった。

 

「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」:
トレードや事業投資、事業経営等幅広く業務経験が積めるので一見、ビジネスパーソンとして成長できているように感じてしまうが、実際はこの会社内でしか通用しないスキル・経験が殆ど。特に事業会社経営で海外子会社に出向しても、本社と現地の連絡係、予算・決算管理で経営している感覚はないのでそこは注意が必要。給与は入社10年も経てばどんな人材でも余裕で1000万円超貰え、利益・価値を生み出してなくてもこんな仕事でなぜこれほど貰えるのかと驚くほど。ただ、その給料も本社の稼ぎではなく、グループ会社の社員が汗水垂らして稼いだお金なので、現場の気持ちを考えるとやり切れない。この辺り割り切って給料を貰えるかどうかだと思う。

 

営業、在籍15〜20年、現職(回答時)、新卒入社、男性、丸紅

 

入社を決めた理由:
海外駐在の機会や事業開発を通じた経験の蓄積が図れると感じたところ。

 

「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」:
海外駐在の機会や事業開発を通じた経験の蓄積を図ることができたのは、入社理由の通りだった。そのような機会に恵まれるには、やはり所属組織次第、新事業創出や事業拡大を目指す組織であるか否かによる部分が大きい。これまでのキャリア、今後の希望するプランを基にそのような機会が得られるかどうか左右される。最近は新事業創出の部署も増えており、FA制度のような形での異動も可能となっており、若手でもそのような機会恵まれる機会は増えていると感じる。自身が入社した当時はまだまだ不況であり、働き方改革やハラスメント対策への啓蒙も少なくとても働きにくかった記憶があるが、世代交代もあり、空気感は変わっている。

 

営業、在籍5〜10年、現職(回答時)、新卒入社、男性、丸紅

 

入社を決めた理由:
海外事業を数多く手掛けており、若いうちに海外経験を積むことが出来るのではないかと考えたため。また総合商社業界、特に途上国における大規模なインフラプロジェクトへの憧れもおりました。競合他社と比較して言われるのは、良くも悪くも人のいい人が多いそうです。給与水準も悪くないと思います。

 

「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」:
上記の入社理由に関しては、新卒配属が希望通りだったこともあり、結果的に妥当でした。一方で配属や急な出張と転勤のリスクは業界の特徴としてあるため、決まった場所で決まった仕事をするような生き方はまず出来ないと思います。体育会が好まれる傾向があるのも、無茶振り対応も前向きにこなし続けられる、という期待を込めてだと思われます。

 

部門経理、在籍3〜5年、退社済み(2020年より前)、新卒入社、男性、丸紅

 

入社を決めた理由:
・やはり5大総合商社の1角で特に20代の給料が他社と比べても少し高いこと。(業績にもよる)
・他商社に比べて物腰柔らかな方が多く自分でも社風的に合うと思ったこと。

 

「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」:
給料はやっている仕事に比べて申し分のない給料がもらえる。(入社3年目で残業代込みで800万程度)ただ、それは自分の実力ではないのでずっと丸紅にいるなら良いが、仮に他社に転職しようと思うと、自分の市場価値以上の給与をもらってしまっているため、なかなかアップサイドの転職先はない。そのため、新卒で入社するなら、定年まで丸紅というのが良いと思う。

 

営業、在籍5〜10年、現職(回答時)、新卒入社、男性、丸紅

 

入社を決めた理由:
若手の内から多様なビジネス経験を積んで活躍することができ、世の中のトレンドを捉え、最新の領域でグローバルにビジネス展開できる機会があると思った為。

 

「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」:
若手の内からビジネスの基礎となる経験はできるが、若手の意見が通り易いような雰囲気はあまりなく、部署によるが課長クラスにならないと自身でビジネスを動かしていくような実感は持てない。確かに世の中の新しい動きに対してはグローバルな情報網を通じて広くキャッチしているが、実際に新たな領域で積極的にビジネス展開している訳ではなく、あくまで既存ビジネスにプラスアルファで取り入れていく形が多く、部署によっては既存ビジネス以外を考えていく余裕はないような状況。

 

海外電力事業本部、在籍5〜10年、現職(回答時)、新卒入社、男性、丸紅

 

入社を決めた理由:
総合商社の給料水準及び、グローバルな事業展開をしていることから様々な人間と世界各地で交流を持ち自分の成長を促せるとおもったから。

 

「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」: 
給料水準に関しては確かに20台で世間一般と比較したら高い。ただ、一般的には40台中盤以降、役員にでもならない限り2000万円程度止まり。また、自己成長という意味では事業の息が長い商売、事業も多く、超期間での成長 (10年で一人前) 理論が未だに残っている。更には、事業自体は海外展開しているが、業務過程では基本的に日本人が意思決定権を常に持っており、外国人はただのアドバイスをくれる人と認識している場合が多く、ほんとうの意味でのDiversificationと懸け離れている。

 

営業、在籍5〜10年、現職(回答時)、新卒入社、男性、丸紅

 

入社を決めた理由:
学生時代に特にこれをやりたいというビジネスがなく、漠然と様々な挑戦機会があるだろうし、給与面で魅力だったのでこちらを選んだ。

 

「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」:
海外で仕事を手がける事ができ、その意味でダイナミックなスケールを感じる事が出来るのはやはり魅力的。
あと給与面もやはり同年代の他社対比では恵まれてると思うが、専門性が備わるキャリアを進めるかといえば個人的には懐疑的。したごって、いざ転職活動を行った際に、自身の市場価値が思ったより高くない、すなわち転職先で満足のいく給与面を提示してくれるところは意外と少なかったりする。
それが故に、行く先もなく会社にしがみついている社員は少なからずいると思うし、これは同社に限らず年功序列および終身雇用制をとってきた典型的な日本企業ならどこにも共通する話ではなかろうか。

 

営業部、在籍3〜5年、現職(回答時)、新卒入社、男性、丸紅

 

入社を決めた理由:海外への派遣と、教育制度の充実。

 

「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」:
海外派遣は積極的にあり、特に若手においては自然に順番が回ってくる。但し、派遣先も時期も自身の選択の外にあるため、有用になるかどうかは運次第の側面が強い。(将来性を見込んでいる地域に派遣する傾向が強いので、無意味なことは少ないものの、将来像と一致するかは疑問。)また、日常業務でどこまで海外と関わるかは配属次第の面が大きく、極端な話子会社等の計数やコンプライアンス、諸手続のみをやっているだけの人間もいるため、専門性が身につく範囲が異様に狭くなる人間も多い。一方で、子会社等出向した先においては、経営サイドである程度裁量権とミッションを与えられて携わる場合も多く、他では得づらい経験も積める。教育面は基本的にOJTかつ、前述の通り従事する業務が偏る傾向にあるため、充実度はいまひとつ。

 
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