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マクドナルド「社風・雰囲気・価値観を暴露」

 

社風・雰囲気・価値観

 

店舗管理、在籍3年未満、退社済み(2020年以降)、中途入社、男性、日本マクドナルド

 

マクドナルドは大きく分けてフランチャイズの店舗と直営の店舗の2つのどちらかに分類されます。あくまでも傾向ですが、様々な人の話を聞いている限りフランチャイズの方が社員が無理を言ったり親切でない場合が多いです。またマクドナルド単体で、建物を持っている親店舗と、何らかの商業施設の中らに店舗がある子店舗が存在します。そうした場合には、子店舗ですと、融通が利きにくい場合がまれにあります。

 

しかし、こうしたことは公表していないことが普通なため、通常は見分けることができないかと思います。店舗の規模が大きいほど、親店舗である可能性が高いですが、実際に入社するなりしなければ確証を得ることは難しいと思います。親店舗であれば、ある程度の権限をもってのびのびと仕事できると思います。

 

管理部門、在籍5〜10年、現職(回答時)、中途入社、男性、日本マクドナルド

 

基本的にトップマネージメント層はすべてHQから派遣された外国人で占められており、部長〜本部長クラスの日本人はすべて飼い犬のようになっている。現場レベルでのチームワークやコミュニケーションは非常に風通しが良く、和気あいあいと仕事を進めているが、トップマネージメント層からの指示(命令)が下った場面での混乱や炎上ぶりが酷く、ほとんどのスタッフがお客様のためというよりも、トップマネージメント層を説得するための仕事に労力を奪われているのが現状。基本的にマクドナルドが好きで入社したプロバー社員は耐え忍んで残るが、中途で入社してきた優秀なスタッフはその現状に嫌気がさして他企業へ転職している。

 

営業、店舗アシスタント、セカンドアシスタント、在籍3年未満、退社済み(2020年以降)、新卒入社、女性、日本マクドナルド

 

年齢的には若い人(20代〜30代)が多いと思います。実力重視の会社なので実力があればどんどん上のポジションに上がることができます。会社としては店舗で働く人がほとんどで、本社やオフィスで働く人が少ないと思います。また、本社やオフィスで働きたい場合、店長以上の経験が求められますが、ヘッドハンティングや他企業からの中途採用が多いと思うので、新卒で入ると本社にいけないパターンがほとんどだと思います。

 

また、最速で2,3年で店長になれるという話もありますが、売り上げが好調だと店長以上で辞める人が少ないので店長にすぐにはなれないと思います。各店舗に2、3人しか社員がいないので今後この体制が変化していくのではないかと思います。企業文化としては、コミュニケーション能力を1番に求められます。やはり元気な人が目立つし残っていくと思います。新卒で入ると店長にならないといけないので店長職に向いている人しかこの企業には残らないと思います。

 

直営店、販売職、マネージャー、在籍3年未満、退社済み(2020年より前)、新卒入社、男性、日本マクドナルド

 

正社員は直営店に配属されるので、一定のエリア内で直営店同士のコミュニティが生まれます。原材料の過不足があったときに各々が売買したりする業務上の関わりがあれば、2ヶ月に一度ほど飲み会を開くようなフランクな関わりもあります。また、エリア内を統括するOCという役職があり、店舗の社員は2週間から1ヶ月に一度ほどのペースで報連相を行います。さらに、OCを纏めるOM、OMを纏める部長などのように管轄のエリアが徐々に大きくなるピラミッドを成しています。入社後当分はOCくらいまでと話し合うことが多く、風通しとしては勤務地の希望などそこそこ聞き入れてもらえるといった感じです。

 

営業、エリアマネージャー、オペレーションコンサルタント、在籍20年以上、現職(回答時)、新卒入社、男性、日本マクドナルド

 

人の成長を組織、会社の成長に繋げる文化があり新入社員から部長クラスまで常に人材育成を年間の目標にも掲げています。ダイバーシティインクルージョンにも積極的に取り組んでおり女性店長、管理職育成に注力している企業です。本社は、店舗のサポートという位置付けであり店舗社員からの公募もありますが、本社から店舗への配置転換もあり人材育成の観点から本社と営業の人材交流は活発に行われています。実力主義であり入社してすぐに昇進する人もいれば、何年も同じ役職から動けない人もいます。世間の動向に敏感で、最近は若い人や女性を積極的に昇進させようとする会社の動きがあります。表向きは店長になれば自分の采配で好きなように理想の店舗づくりができる、と言われていますが、実際は会社から言われたことを実行する以外のことはほどんどできません。

 

経理、在籍3〜5年、退社済み(2015年より前)、中途入社、男性、日本マクドナルド

 

店舗における経験者を優先している傾向があると感じました。仕事の進め方も外資的な個人裁量、個人評価というよりは組織としての結果を求められているように思え、外資系での仕事のスピ−ド感、責任感とは少し違う、どちらかというとドメスティックなスタイルだと感じました。外資系のみでの経験者には馴染みずらい環境かと思います。今後のビジネスの成長を見据えると、やりがいのある業界ではあると思うので、若い20代、30代の方にはやりがいのある企業だと思います。キャリアが長い方がたくさん活躍されているので、たくさんの知識を得ることも可能だと思います。外資系ではなかなか年齢が高い方は管理職を除き見かけることは多くはないかと思いますが、たくさん在籍しておられます。それも強みであると思います。日本企業と外資系企業の中間くらいのカルチャ-だと思います。

 

事務職、在籍3年未満、退社済み(2020年より前)、中途入社、女性、日本マクドナルド

 

社長の交代や経営不振などで大変な時期でしたが、そんな時期でも、会社はマクドナルドを心から愛してやまない従業員の皆さんに支えられていました。本社はもちろんのこと、全国の店舗で働くアルバイトのクルーも含め、すごく前向きでやる気とチーム意識の高い従業員が多く、それが、会社を支えているのだなということを肌で感じられる会社でした。社内のコミュニケーションや入社後の教育にも積極的でしたが、海外への転勤や出張は、自分が知っている限りではそれほど多くなかった印象です。アメリカのブランドですが、日本での歴史が長いからだろうと思います。

 

店舗マネージャ、在籍3〜5年、退社済み(2015年より前)、中途入社、男性、日本マクドナルド

 

外資系ではあるが日本風。よく言えばファミリーとしてフレキシブルな勤務体系を選択できる。逆に毎日同じ仕事で自分の成長が実感できない。研修についても将来展望が持てる、キャリアアップにつながるような研修体系があるわけではなく、アルバイト社員の調整、繁忙時間帯の休みがとりにくいなど、メンタル的に弱い人には進められないと考える。一方でハンバーガーでは圧倒的な知名度、ブランド力があるので、これをプラスにとらえれば、やりがいを感じることはできると考える。いずれにしても、外食産業で接客に喜びを見いだせるような人にとっては、良い食場といえるのではないだろうか。ほかの外食産業で働いたことがないので、あくまで限られた経験の下での個人的な感想であることはご了解ください。

 

事業企画、在籍5〜10年、現職(回答時)、新卒入社、男性、日本マクドナルド

 

フランチャイザーでありながらジーでもあるので結局は米国の方向性が多くを決めている気がします。米国主導の部分が多いのでイノベーティブな雰囲気は皆無であまり感じられません。言われたことを忠実に確実に実行していきたい方はマッチするかもしれませんが、そうでない方に関してはマッチしない可能性が高い可能性があります。また本社には若手20代や30代前半はかなり少なく育成という部分には課題を抱えているところもあります。店舗勤務を経験し本社で活躍というのはかなり稀なケースで若手は転職組が多数を占めています。その若手も一定の経験を積むと転職していくという負のスパイラルがあります。

 

これも所属部署によりけりですが、基本的に覇気を感じることは少ないです。惰性で毎日を過ごしている感じは否めませんので、バリバリ働きたいという方はもしかすると合わない可能性があります。労働環境(本社に限る)とかなり良いです。休暇もしっかりとれ、また在宅勤務も活用できるのでお子さんがいらっしゃる方に関しては働きやすい環境になっているのではと思います。また有給休暇を取ることに関しとやかくいう方はいないのでそこも良いポイントかもしれません。
現場とのギャップがあり過ぎて、同じ会社とは思えないぐらいです。

 
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