日本にある全てのブラック企業の根絶を目指して

潟ニクロ「社風・雰囲気・価値観を暴露」

潟ニクロ「社風・雰囲気・価値観を暴露」

 

社風・雰囲気・価値観

 

営業、販売、店長、在籍20年以上、現職(回答時)、新卒入社、男性、ユニクロ

 

安定を求めてこの会社に入ると苦労します。常に危機感を持って仕事に臨む企業風土があり、ハードワークが求められます。ハードワークと言っても時間外労働をたくさんするというわけではなく、自ら課題を設定し、その課題解決のために行動しているかいないかの違いです。指示待ちの人間は無駄な時間を過ごし、時間外労働を増やしているだけで評価はされません。自ら課題を設定し行動して成果を上げて初めて評価されます。そういった実力主義の企業風土があるので、大企業で安定しているというイメージだけで入社するのはおすすめしません。また、世界一になる企業の一員になりたいという受け身な姿勢で入社しても馴染めないと思います。どういったかたちで世界一になるのか、どうしたら世界一になれるのか、その過程で自分はどういった貢献が出来るのか、ひいては自分が社会にどう貢献出来るのかというイメージを持って能動的に行動出来なければ入社したところでただ疲弊するだけです。また、当たり前ですが、礼儀挨拶の徹底を重んじています。笑顔で先手挨拶出来なければ叱責されます。そのようなことは古いから意味はないという人は小売業に入るべきではありません。

 

マーチャンダイジング、在籍5〜10年、退社済み(2020年より前)、新卒入社、女性、ユニクロ

 

新しいことに挑戦したいという意識や、成長する意欲がある方がいきいきと働ける企業文化ではないかと思います。グローバル企業なので、海外支社とのミーティングの機会も頻繁にありました。年功序列ではなく実力主義で、良くも悪くも同僚のグレードがわかるようになっていました。また、ワンマン経営という部分は感じることはよくあり、急な変更などに対応しなければいけない場面は割と頻繁にありました。店長経験者も多いからだと思いますが、優しい方が多かったと思います。ただし、忙しいことももちろん多いので、殺伐としているような雰囲気で全体のオフィスの雰囲気としてはピリピリしていることも多かったと感じます。

 

グローバル化や世の中の働き方改革に合わせて、サービス残業や長時間労働についてはかなり厳しくなった事もありブラック企業の要素はかなり少なくなったと感じる。小売業・サービス業は繁忙期・閑散期の波があるため時期により長時間労働になる事は理解した上で働く事がある必要がある。店舗では店長中心からスタッフを主体とした運営を行うように経営方針にシフトしてきているが業務量が多い事から以前として店長や社員に業務が偏っている為、スタッフの残業には偏りがある店舗が多い。インターネット販売の増加やデジタル化による効率化により店舗の働き方をは数年で大きく変わりつつある。

 

営業部、販売、店長代行、在籍5〜10年、現職(回答時)、中途入社、男性、ユニクロ

 

年功序列を嫌い完全実力主義を掲げている。準社員から正社員へ登用を目指せるシステムはかなり安定している。しかし若さや、やる気のあるスタッフは祭り上げられ良いように使われているイメージ。実力はあるのに「あれが出来ないから」「これが良くなかったから」と中々評価をもらえないスタッフも少なくない。これは店長やその上の組織が変わりやすく、その度にキャリアアップを先送りにされてしまう傾向が非常に強いから起こってしまう。その為出来るだけ短い期間での成果を要求され、何で成果を出すかの選択を誤るとずっと評価をされないままやる気を失ってしまうスタッフが多い。法令遵守の観点では非常によく取り組んでいると感じる。店長、正社員、アルバイトでも法に触れるような内容に対しては悪は悪としっかり処罰する。その結果を社内ツールで共有して再発防止に努めている。

 

社員、在籍3〜5年、退社済み(2020年より前)、中途入社、男性、ユニクロ

 

会社の意図を汲み取り、咀嚼し、同意できる人は向いていると思います。2つ目に、組織への帰属意識が高い人。ここでは収入の為に割り切って働く人よりも、自己実現とか向上心、野心が最優先事項となります。国内の店舗の増減に関しては、頭打ちが来ているので、店舗を増やすことは無いと思う。ともすれば、人件費を抑える為、末端の社員は給与レンジは固定され、昇格等は殆どなく、改善はありません。また給与体系は常に、グレード依存型なので、昇級する為には昇格しないといけないし、その度にテストとか面接もある。実力主義を謳っているものの、実績や評価が見える化できないので、極論すれば、上司に好かれるか、組織内でうまくやれる人が昇格が速い。会社は経営者意識を持った人を望み、独立心を持った人を望んでいるが、結局は独りよがりな人材を嫌う傾向あり。自由さは全くなく、軍隊みたいにトップダウンなので、創造性が乏しくなる、ある一定のランクに留まって、盲目的に仕事をこなしている人もいたが、殆どが転職するか、昇格するかの選択を余儀無くされるので、人材回転が速い。

 

販売、在籍5〜10年、退社済み(2020年より前)、新卒入社、女性、ユニクロ

 

基本的には新卒、中途、アルバイト、契約関係なく、店舗の売り場からスタートする。そこで下積みをある程度してから売り場のロジックだったりを各店舗の責任者クラスから学んでいく。新卒の場合は他のスタッフよりも指導が厳しく半年で店長資格を取得することを求められる。ただし取れなかったとしても特にペナルティとかはないようだが、試験のハードルや指導がだいぶ厳しいのもあり、新卒採用者の4分の1が取れればよい方らしい。純粋に店長になるだけのキャリアアップではなく、売り場作成の責任者やスタッフ育成を専門でやるキャリアなど、キャリアステップの幅は広い。

 

かなり体育会系の社風です。新卒入社の社員は最初は全員日本各地の店舗に配属されますが、半年で店長になるという目標が課されます。自分よりも何年も長く働いてるスタッフたちや、半年で店長になれていない先輩社員たちに指図ができるような強い心を持ち、のし上がれるものには入社から一年程度でも本部での仕事を任せてもらえたり、大型店の店長をまかせてもらえたり、海外に行かせてもらえたりと、急成長できる舞台を用意してもらえます。逆に、半年や一年で店長になれなかった場合は、各地の店舗にい続けることとなり、大量採用されたうちの半数以上が一年以内に辞めてしまいます。入社するのであれば、かなりの自信と覚悟を持って挑むべきだと思います。

 

販売、店長、在籍3〜5年、退社済み(2020年より前)、中途入社、男性、ユニクロ

 

一時言われていたサービス残業問題は、会社として問題意識を高く持って取り組んでいる。現在、サービス残業をしようものなら厳しい処分の対象となる。本部から上司が出てきて動画配信をして訴えるなど、非常に気にしている。成長やチャレンジに対して寛容であり、その気概を買ってくれて、現キャリアの内で可能な範囲で挑戦をさせてくれる。

 

しかし、寛容なわりに、そのサポートが薄い。原因として考えられるのは店長に権限が多く委譲されるようになり、エリアマネージャーの負担が軽減すると踏んだであろう本部より組織改編が行われ マネージャーの担当店舗が大幅に増加。当時マネージャー承認が必要だった権限を店長に委譲し、そこに対してマネージャーがコーチングをすることで、店長自身の考える力を養い、1店舗当たりの収益、効率改善をして体力をつけることが目的だが担当店舗が増えることと、コーチングがうまくいかない、エリアマネージャーの手が回らず、ほったらかしが現状。過去の5年以内離職率がメディアに取り沙汰されて地域正社員を増やし、長く在籍してもらう狙いを社内でも大きく取り組んだ。結果として地域正社員も増え、今後のキャリアパスも改善されたチャートが明示されたが、「こういう道のりもあるよ」と明示されるのみにとどまり具体的なサポートは店舗での勤務経験を通じて頑張ってというものであり、基本的には正社員と準社員は扱いがあまり変わらない。会社情報から見える数値が変わったのみにとどまっている。

 

販売、在籍3年未満、退社済み(2020年より前)、新卒入社、女性、ユニクロ

 

まごうことなき、体育会系です。この会社でどのように成長したいか、入社前にしっかりとした目標がないと正直、きついと思います。また、体育会系ですので、表では風通しの良い会社といってはいても実際は店長や長年勤めているスタッフの意見には逆らえないのが現状です…ハングリー精神が強く、どんな状況でも立ち向かっていける方であれば、頑張れば頑張るほど、給与も上がっていくのでとても良い環境だと思いますが、気が弱く、あまり他人に意見を言えない人であればやめておいた方がいいのは確実です。

 

また、慢性的な人員不足で独身の方は格好の餌食になると思います。もともと主婦層が店舗を支えていることもあって、基本朝番(早くて7:30〜17:30で休憩除く実働8時間)と遅番(11:30〜21:30で休憩除く8時間)(店舗の開店時間によって変更有)とわかれるのですが、朝番のシフトに定期的に入るのは至難の業。独身だとたとえ一人暮らしであっても遅番に入れさせられます。そして、残業が発生するとたとえ朝のシフトに入っていたとしても、作業が間に合わなければ通し(7:30〜21:30で2時間休憩)なんてことはザラにあります。

 

 
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