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ケンタッキー・フライド・チキン_KFC「ワークライフバランス・キャリア・退職理由を暴露」

 

ワークライフバランス

 

店長、在籍10〜15年、現職(回答時)、新卒入社、男性、日本ケンタッキー・フライド・チキン

 

人による。店長であれば、シフト作成時にスケジュール調整がある程度可能。ただし、着任店舗が慢性的な人員不足である場合、店舗運営の為にプライベートを後回しにせざるを得ない(オフを諦める)。近隣店舗からのヘルプもあるが、それは最後の手段という位置付け。休まず働く店長も少なくなく、ワークライフバランスは相当意識しないと実現不可能。責任感のがある社員が多いと見るか、ワークライフバランスの意識が低いと見るかは、意見が分かれるところ。

 

店長、在籍10〜15年、退社済み(2015年より前)、中途入社、男性、日本ケンタッキー・フライド・チキン

 

店舗勤務の場合、土曜日曜祝日、お盆・正月などの一般的な休日がほぼとれない。特に、クリスマス期間中は、年間を通して最も多忙な為、在籍店舗の売上・人員状況によって、肉体的・精神的にかなりきつい状況に追い込まれることがある。アルバイトの在籍状況により、休みが取りづらい。試験期間なども、学生の在籍が多い場合は一斉に休みを取られ厳しい。ただし、残業などにおいては本部のチェックがはいるので、規定以上の残業をすることはできない。

 

ピザハット営業部、在籍3年未満、退社済み(2010年より前)、新卒入社、男性、日本ケンタッキー・フライド・チキン

 

【休日】土日は繁忙のため休日は必ず平日。休日は週2〜3日は必ず取れ、店長になれば自己の裁量で休日設定が可能。年末年始は最大繁忙期の為休日をとることは難しいが夏季休暇などは取れる。外食産業にしては休日は多いためプライベートとのバランスも保てる。ただしアルバイトが事故など大事件を起こした場合は責任者として出勤せねばならない場合がある(客からのクレーム程度では出勤する必要はない)【勤務時間】基本は昼出勤(14時)の22時上がり。土日は11時から22時(副店長の有無で異なる)。ただし閉店時間(23時か24時)まで残ることもザラであり退店時間が25時過ぎということもあるので一般的な職場に比べれば不規則。超繁忙期の場合は9時から25時も有り得る。

 

キャリア

 

店舗配属、スター、在籍3年未満、退社済み(2020年より前)、中途入社、男性、日本ケンタッキー・フライド・チキン

 

働きがい:
繁忙期(特にクリスマス、年末年始、gw)を乗り越えた時は達成感はとても強い。ただ何か残るものは少なく、時間を無駄にしてしまった感は強いです。

 

成長・キャリア開発:
コロナの際にはテイクアウトで大きく前進できたと伺っていたが、それまでは店内飲食のスペースの煩雑さが目立っていた。店舗によってはヘルプがいないと回らないレベルでシフトがいなく(クローズできるパートが2人だけなど)苦戦していた店舗も多く、閉店に追い込まれてる店舗も多く存在した。

 

営業、在籍3〜5年、退社済み(2015年より前)、中途入社、男性、日本ケンタッキー・フライド・チキン

 

働きがい:
毎日どれだけの注文が入るかわかりませんし、何が起こるかもわかりません。人・モノ・金・情報の管理により、上手に店舗の事を管理して、指示を出すようにするのがシミュレーションゲームのようで面白くはありました。

 

成長・キャリア開発:
教育専門の部署があり、丁寧に教えてくれます。また座学での学習も多めです。マネージャーとして活躍すると、本社の社員になれます。

 

正社員、在籍15〜20年、退社済み(2020年以降)、中途入社、男性、日本ケンタッキー・フライド・チキン

 

働きがい:
クリスマスを乗り越えた時はアルバイトも含めて大きな達成感で報われた感じはある。クリスマス期間は余裕が一切無いが小さい子どもがクリスマスでよろこんでくれる所を見れるから、それを見たときは嬉しい。当然自分はクリスマスや正月は休めなく自分の妻や子どもはよろこんぶわけ無いので自分の家庭や時間を犠牲にするの形になる。そのため会社の離婚率もかなり高いように感じる。

 

退職理由

 

店長、在籍10〜15年、退社済み(2015年より前)、新卒入社、男性、日本ケンタッキー・フライド・チキン

 

このまま会社に残っていても、先が見えなかったので。店長になってからのキャリアパスがあまりない。SVになれるのほんの一握りなので、それ以外の社員はあまり上がらない給料の中で行く先に迷うことになる。基本的に体力的にタフな若者に向く労働なので、自分がどうなりたいのか、30代以降のプランを持っていないと、会社に使い捨てにされてしまいます。どんな会社でもそうかもしれないですが。自身がこの会社で何を学ぶか、明確に持っていないと時間の無駄遣いになると思います。雇われとはいえ1店舗を任されて、様々な経験ができるので。将来的に飲食店経営に携わりたいなどの目的があるのであれば良い会社なのかなと思います。

 

店長、在籍3〜5年、退社済み(2015年より前)、新卒入社、男性、日本ケンタッキー・フライド・チキン

 

すべての小売・外食産業に共通かもしれないが、30代、40代以降のキャリアプラ ンが全く見えない。おそらく大多数の人間が店長止まり。若いうちは店長としての給与もそれなりに高く、やりがいもあるかもしれないが、問題は年をとってから。正直言って悪い会社ではない。よく外食はブラックだの過労死だの言われているが、この会社は外食の中ではかなりいい方だと思う。残業代もある程度出るし、有給も使える社風、繁忙期でなく人が揃っていれば月に9〜10回は余裕で休める。私はそうだった。しかし前述したとおり、今はいいかもしれないが将来のキャリアプランに不安を感じたので20代のうちに転職を決意。

 

店長、在籍15〜20年、退社済み(2015年より前)、新卒入社、女性、日本ケンタッキー・フライド・チキン

 

体力の面で限界を感じたからです。店長として長い間勤務していましたが、たび重なる残業やバラバラな勤務時間の影響で、体力的に将来に不安を感じるようになりました。また、成果を上げたからといってそれが認められ評価される制度が整っているわけでもなく、仕事で成果を上げることに意欲を感じられませんでした。同業界の同業種に比べて高給な方ではありましたが、ただただ毎日体力をすり減らしていくだけの感覚に陥り、耐えがたくなったため、退職を決意しました。

 

職能給制度のため、職位があがらない限り収入が増加しない。また、経営陣など上位職は他社から来ることが多くなってきているので、生え抜きの社員がどこまで上がれるかが決まってくる。上位職に上がらない限り、同じことをやり続けなければならないので、自己の成長には結びつかないと考えたため。

 
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