日本にある全てのブラック企業の根絶を目指して

潟jトリ「ワークライフバランス・キャリア・退職理由を暴露」

 

ワークライフバランス

 

総合職、在籍3年未満、現職(回答時)、新卒入社、男性、ニトリ

 

休暇制度としてはかなり整備されている。夏と冬にリフレッシュ休暇と言われる長期休暇を必ずとならければならない。(夏は11日間、冬は9日間)この他にもファミリーデイ休暇と言われる休暇取得を年間で2日間必ず取らなければならない。残業も月度で最大30時間までと決められている。(実際の平均残業時間はもっと少ない)

 

ただ、各種手当が少ないと感じている。家賃補助や燃料補助などは全くない。その代わりに「地域手当」と言われる手当が地域ごとに定められた金額で支給される。ただ、東京や神奈川、大阪などでは約4万円、地方だと1〜2万円とかなり少ない。正直、家賃支払いの足しにしかならず家族を持つようになると厳しいものがある。
また、働き方の多様性も遅れていると感じるところがある。原則、総合職採用であり全国転勤が当たり前である。もちろん、転勤先の希望は問われるし配慮もしてくれる。ホームタウン制度と言われる一定期間の転勤を伴う人事異動がなくなる制度やエリア限定社員への転換制度も整ってはいるが、どちらも給与や賞与が総合職社員より数割少なくなるというデメリットがある。また、他企業では普及してきた在宅勤務制度もまだまだ導入例が少なく、会社としてもイレギュラーとして判断している。これからの時代に即した多様な働き方、ワークライフバランスが取れる会社になることを願っている。

 

家具担当、店舗運営部、在籍3年未満、現職(回答時)、新卒入社、男性、ニトリ

 

まず小売業なのでプライベートとのバランスは調整は全然できないと考えて良い。シフト制なので同期や先輩後輩と休日や上がり時間も被らないと、遊びや飲みにも行けない。仕事終わりに飲み行くなどはまず無い。シフトの希望も、冠婚葬祭以外は基本的に店長が作ったものに従うしかないため、連休もあまり取れない。
毎月月末に、次の月のシフトが出るので、それより先の休みは分からないため、予定が組みづらいというか組めないのがかなり辛い点である。当たり前だが土日、年末年始は休めない。ニトリは他者に比べて有給の消化率は高いと思われる。夏冬はリフレッシュ休暇があり有給をくっつけて10日ほど休むことが出来る。しかし社員はバラバラに取らないと店が回らない、繁忙期は休めない為、変な時期に10連休取らされるので、大学の友達などと旅行とかは行けない。本部に定着して仕事ができるようになるまで大体10年はかかるので、10年以上この生活が出来るかどうかは入社前によくよく考えて欲しい。休みの日に1人でも問題ない人や、仕事終わりに飲み会などが嫌いな人は向いていると思う。会社説明会やインターンでは調子の良いことばかり言ってくるが、現場で働いてる社員は会社について日々不満が募るばかり。

 

店舗配属、販売、在籍3年未満、退社済み(2020年より前)、新卒入社、女性、ニトリ

 

【良い点】
1、年2回のリフレッシュ休暇があります。夏11日、冬8日間。家族で海外旅行でも行けるので良いと思います。
2、平日休みが多い。人少ないから日帰り旅行を楽しめるところ。

 

【気になる点】
1、シフト制で基本土日祝日は出勤。シフトも次の月度が始まる2、3日前に配布のため、家族と友人との先の予定を立てることができないし、連休はあんまりないからゆっくりすることができない。シフト制とはいえ、上司によって休み希望通してくれない場合あります。社員は基本休み希望出せないですが。有給についてもパートさんは取得しても何も言われないが社員は取得することが良しとされる雰囲気はありません。
2、リフレッシュ休暇があっても予告なしでいきなり決められるケースあります。旅行の予定立てづらい。特に店長になると長期休暇は取れにくくなります。
3、シフト制で早番・遅番の繰り返しで生活リズムが崩れやすい。閑散期でも人員不足で残業する場合多いです。残業なしと一言で言うと良い響きですが、基本的にシフト制のため、よくも悪くもシフト調整されて残業扱いではなくなる感じです。特に小型店舗の社員が少ないため、開店から閉店までの長時間勤務が多い。

 

キャリア

 

配送センター、販売職、チーフ、在籍5〜10年、現職(回答時)、新卒入社、男性、ニトリ

 

働きがい:
チームワーク、お客様からの感謝の言葉がいただけたときに働きがいを感じることが多いと思います。
現場での作業は一人ではできません。そのためパートさん、同僚社員、上司と綿密にコミュニケーション、助け合いが大切です。これが達成できると非常にやりがいがあります。私の部署も非常に大変な部署ですが、みんなで助け合い1日の仕事をしているためその達成感は非常に大きいものがあります。
また商品を実際に販売、配達までしているので対応で喜ばれることがあり、その際には働きがいを感じることができました。

 

成長・キャリア開発:
問題発見、分析、解決能力は身につくと思います。これは転職した社員からも聞いた話です。他の会社には改善改革の意識が少ないとのこと。ただし他社ですぐに使えるスキル・専門性は身につきません。自身で入社後もも小さい目標を持ち勉強をして行かないと、他社の同期には勝てません。基本的なPCスキルやプレゼン、マナー、会計の知識などは自身で身につけるほかありません。現場での仕事は接客がメインのため、何もしないとただの販売員としてのキャリアとなり、パートさんと比べてクレームを解決してきただけの人間になりかねませんので要注意です。

 

店舗担当、在籍3〜5年、現職(回答時)、新卒入社、男性、ニトリ

 

働きがい:
若いうちから店舗のマネジメントを担える。店舗には沢山の作業や変更案内があるので、毎日の仕事量は大量。体力を使って仕事する部分も多く、半分デスクワーク半分現場作業のイメージ。増収増益を長く続けてるだけあり、商品力や会社システムの構築度合いは高い。自分の裁量で様々な提案をして実験できるので、その取り組み結果次第で給与に大きく差が出る。それが面白く感じる。そのぶん逆に、何もしないで単純作業をこなしているだけでは評価はもらえない。

 

成長・キャリア開発:
大企業なだけあり、研修制度は整っている。半年に一度自己申告という、自分の希望するキャリアを会社に提出できる。きちんと見てもらえるので、きちんと答えれば反映される場合がある。希望通りに行かないことも多々あるが、見てもらえてると感じるくらいに配慮はある。成長スピードとしては男性は基本10年店舗、女性は早い人だと4年目くらいで本部に配属される。10年間の店舗勤務は会社方針として現場第一主義があるため、今後も変わらないと思われる。

 

店舗運営部、販売職、在籍3年未満、現職(回答時)、新卒入社、男性、ニトリ

 

働きがい:
新入社員はもれなく店舗配属のため、配属店舗によって労働環境が全く違う。大型店配属の場合は売り場作業よりお客様対応に追われ、小型店の場合は売り場作業が重荷となる。日々の業務は正直単調で、ルーティンでしかないがイレギュラーが発生すると大抵お客様関連のトラブルであり、謝罪と尻拭いが多々発生する。その中で働きがいを見つけるのは容易ではなく、毎年多くの先輩社員を含めて辞めていくのを見ることになる。

 

成長・キャリア開発:
成長実感は入社後半年が正直ピークであり、以降はかなりモチベーション維持が鬼門となる。会社としてもそれを理解しており、一年目の終盤はモチベーション維持のため人事系部署の啓発動画や研修が増える。本社への出世ルートが開かれるかどうかは、単調な日々の業務をいかにロマンに繋げれるかにかかっている。コロナ渦において第二新卒の市場は曲たんに縮小されており、同僚が辞めていくのはまだ僅かだがどれだけ社員が残るかはわからない。他社には通用しにくいスキルが多くつくが、配転によってジェネラリストは育っているイメージがある。

 

退職理由

 

店舗、接客、売場担当、在籍3年未満、現職(回答時)、新卒入社、女性、ニトリ

 

部署配転を魅力に感じて入社したが、約3年ごとの移動というのが店舗間移動であることがわかり、いつになったら自分の行きたい部署に行けるのかわからなくなったことがもっとも大きな理由です。若いうちからどんどん配転していって成長できる、というイメージでしたが、基本的にはやはり店長まで行かないと本部にはなかなか行けないようでした。また、店舗ではほとんどお客様対応で時間がなくなっていくため、社会の役に立つスキルを学んでいるようには感じられず、このままここにいてなんのためになるんだろう、と思ってしまったことも要因の一つです。会社色に染まっていくような内容の研修は多くありますが、社会人としてのマナーやExcelなどのパソコンスキルを研修で学ぶことは期待できません。

 

店舗運営部、小売業、店長、在籍5〜10年、現職(回答時)、新卒入社、女性、ニトリ

 

この会社に居るうちは常に転勤の恐怖に怯えなければいけない点が一番の理由です。社内恋愛で結婚している人は優遇されがちですが、社外の方と結婚している方に関してはさほど勤務地の配慮がありません。子供が産まれたばかりの上司が、急に転勤の内示を出されて単身赴任することになった際も個人都合の理由での単身赴任とみなされ引っ越し代の会社負担はない状況でした。

 

引っ越しが多い割には家賃手当などもありません。一度引っ越しをすると2年間は引っ越し手当が支給されますが、家賃手当の代わりの地域手当は住んでいる都道府県ではなく勤務地の都道府県に準ずるため、東京から埼玉に通っていても埼玉県分の手当しか出ないなどあります。もちろん埼玉の方が手当は少ないです。
個人的に、仕事内容は嫌いではありませんが、土日祝日休みづらい、長期休暇が取りづらいなど女性には優しくないと思います。ただ、企業的にも順調に伸びているので賞与などの待遇面では比較的いいと思います。

 

店舗運営部、在籍3年未満、現職(回答時)、新卒入社、男性、ニトリ

 

・評価の不透明さ
 評価者がほとんど会話をすることのない、エリアマネージャーで、かつ周りの担当者との相対評価であるため、つけられた評価理由が不透明。
 また、小売業なので、仕事内容としては接客販売、アフター対応やイレギュラー対応が中心になるが、接客販売、イレギュラー対応のスキルが向上したところで、会社からは全く評価されない。いかに面倒な顧客対応からうまく逃げ(売場では声を掛けられないに越したことはない)、数値分析とそれに対しての改善改革を推進するか、もしくは稀に来店するエリアマネージャー(店長の1つ上の職務)に気に入られるか、のどちらかが評価されるポイントではある。

 

・個人の成長性が劣る点
 製造物流小売業とういうビジネスモデルから、多くの職種に取り組むことができるのが強みとは謳っているが、実際に若手社員がつくことのできる業務は、店舗運営と物流のみ。3年目段階での他社社員と能力を比較すると、成長の幅に大きなギャップができていることが多い。
 時折、エクセルやパワーポイントでの資料作成すらできない社員もいる。やる機会がないため仕方ないが。

 

・客層の悪さ
 価格の安い商品を大衆へ届けているため、どうしても客層が良いとは言えない。使用後の商品不良だったり、間違った使用方法のため発生した不良に関して、対応が必要になるが、所謂底辺の方こそそういった意見を自分本位に発信される。会社として、そういった方々のご意見を簡単に突っぱねることは致しかねるため、心の弱い方だと悩まされて病んでしまうことが多い。

 
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