日本にある全てのブラック企業の根絶を目指して

トヨタ自動車(株)「年収・福利厚生・給料を暴露」

企業理念

 

トヨタは創業以来、「クルマづくりを通じて社会に貢献すること」を理念に、「お客様第一、現場第一」と「技術開発を重んじる企業風土」を大切にしてきました。現在、世界全体が転換期を迎えており、自動車業界も例外ではありません。その中でトヨタは、それぞれの国や地域のお客様の声を聞き、お客様に喜んでいただける「もっといいクルマ」づくりに取り組んでいます。

 

ハイブリッド車、プラグインハイブリッド車、電気自動車など、全方位での次世代環境技術の開発と普及や、新興国で広がるモータリゼーションへの対応など、それぞれの国や地域とともにありながら、新しいクルマ社会の創造と、持続的な成長を実現できる企業を目指しています。

 

トヨタ自動車(株)「年収・福利厚生・給料を暴露」

 

年収・福利厚生・給料

 

電動パワトレ、技術、在籍3〜5年、現職(回答時)、中途入社、男性、トヨタ自動車、ウーブン・シティ

 

年収:810万円
基本給(月):32万円
残業代(月):10万円
賞与(年):250万円

 

給与制度:
競合他社に比べてボーナスは多いが、一方基本給は少なめ。

 

指導職
主任
主幹
主査

 

基幹職以上は会社側の人間となるため、残業代が出なくなる。その為、基幹職に上がりたくない人も一定数いる。主任以上はコミット宣言が必要だが年俸制に変更でき1200万円?となる。これは上がりたての基幹職の年俸を越える。

 

評価制度:
グループマネージャーとの評価面談とフィードバック面談がそれぞれある。評点差でボーナス加算額が変わる。実際の評点はグループマネージャーの一次評価結果を元に室長が相対評価で決める。ここ数年評点による金額差を大きくしたい思いがあるようで変わりつつある。しかし、評価基準が曖昧。表向き能力シートはある。新卒入社組は能力無くても7,8年でどんどん主任になっていく。一方中途やTTDC合流組は能力高くても、十数年経っても主任に上がらない。夏連休後に昇格者選定があるようで、あからさまな役割付与や編成が行われる。

 

開発、技術職、主任、在籍5〜10年、現職(回答時)、新卒入社、女性、トヨタ自動車、ウーブン・シティ

 

年収:930万円

 

評価制度:

 

・職位とは別に、ボーナス(一時金と呼ばれる)時には、個人の成果と能力をアピールし6段階で評価がつく(一段階の差は5万円)とはいえ、現状だいたい年次で点数がほぼ決まっているように感じる。プラスマイナス1の枠でぶれる程度。

 

・最近は人事が色々と制度を変えようと働きかけている。例えば、上司だけではなく、部下、並列(同僚)、斜め(他部署)の方位的なフィードバック制度を設けたりしている。一方、それが、どのように評価につながっているか明確に開示されていない。過渡期であり、未だ制度に現場が追いついていないという印象。

 

・昇格も、ほぼ年功序列だが、昔と比べると英語習得による足切りや、上が詰まっていることにより年次通りに上がれないケースも多くなったと聞く。とはいえ、若手が大抜擢でごぼう抜き出世といった話は全く聞いたことがない。せいぜい、予定されていた最速昇格年次(1線)より1年早く昇格することを0線と呼ぶ程度。

 

エンジニア、在籍3〜5年、現職(回答時)、新卒入社、男性、トヨタ自動車、ウーブン・シティ

 

年収:500万円
基本給(月):25万円
残業代(月):5万円
賞与(年):140万円

 

給与制度:
給与は十分にもらえていると感じる。入社3年目まではほとんど年収は変わらない。またボーナスも満額もらえるわけではない(0.8掛け程度)。4年目以降はボーナスが満額もらえる。競走倍率が高いため、主任から昇進することが難しい。課長職に上がるためには、2年以上の海外経験が必要となる。

 

【年収の目安】
担当事技職(1?3年目):500万
指導職(4?8年目):600万?700万
主任職(8年目?):800万?1000万
課長職:1000万?1300万
室長:1300万?1500万
部長:2000万

 

海外営業、在籍5〜10年、退社済み(2020年より前)、新卒入社、男性、トヨタ自動車、ウーブン・シティ

 

年収:730万円
基本給(月):30万円
残業代(月):10万円
賞与(年):250万円

 

給与制度:
日本のメーカーとしては最高水準の給与。
ただし、主任になる前の8年間はほとんど差がつかない。賞与で少し手心が加えられる程度。
順調にいけば、4桁の大台に30代半ばで到達する。

 

評価制度:
毎年の評価は部内の管理職全員で検討される。昇格時は過去に一緒に仕事をした他部署の管理職による推薦が必要。主任前は差がほとんどないが、主任に最速で上がれるか、もう1年かかるかが分かれ目。管理職には早い人で30代後半で到達する。上に行けば行くほど選抜が厳しくなってくる制度。しかし、会社が評価体制の見直しを進めており、年功序列から成果主義にこれから移行し厳しくなる。部長への昇格は従来50歳前後になっていたが、これから40代前半でなるケースも増えてくると思われる。一方で、腰掛けと言われる社員には厳しい結果が待っていると想像される。

 

海外営業、在籍5〜10年、現職(回答時)、新卒入社、男性、トヨタ自動車、ウーブン・シティ

 

年収:780万円
基本給(月):34万円
残業代(月):8万円
賞与(年):270万円

 

給与制度:
基本的に年功序列。入社年次が同じであれば、基本給差はほとんど出ないと思われる。半年に一度のボーナスで±数万円程度の差は出るが、ほとんどあってないようなもの。今後成果主義色を強くしていくという上位方針が出ているが、具体的にどのような制度に変化していくかは不明。成果主義を強く求める人にはお勧めできない会社。ただし、やはり他メーカーと比べても給与水準は格段に高く、経済的に安定した生活を送れることはほぼ担保されていると言える。海外営業に関しては、商社とほとんど同じまたはそれ以上の業務内容にも関わらず、会社内の部署間で給与差を設けない(仕事内容に関わらず入社年次が同じであれば給与は同じ)という方針から、商社の社員がもらっている給与に比べると見劣りするとは思う。海外勤務になると、家賃が一切かからなくなり、また車も貸与、手当てもたっぷりと出るので、数年駐在すればかなりの額が貯まる。

 

技術職、在籍3年未満、現職(回答時)、中途入社、男性、トヨタ自動車、ウーブン・シティ

 

年収:704万円
基本給(月):31万円
残業代(月):7万円
賞与(年):200万円

 

給与制度:
子供手当て1人2万円です。配偶者の扶養手当はない。社宅は月4万円前後で入居することができます。年間9万円のカフェテリアプランがあります。カフェテリアプランは使い道が多く便利です。カフェテリアプランは昼食代補助や引っ越し代金補助、カー用品購入費用など、トヨタ車であれば車検費用にも使用することができます。残業は部署や上司の方針によって異なりますが、年間360時以上はできない方針になってきており、昔や、他業界ほど残業代で稼ぐことは難しくなってきています。

 

評価制度:
上司と面談を行い、成果や能力に応じて賞与、基本給に反映される。

 

人事本部、事務職、在籍5〜10年、現職(回答時)、新卒入社、男性、トヨタ自動車、ウーブン・シティ

 

年収:800万円
基本給(月):30万円
残業代(月):10万円
賞与(年):250万円

 

給与制度:
指導職700〜900
主任職(係長級)900〜1,100
基幹職3級(課長級)1,300〜1,500
基幹職2級(室長級)1,600〜1,800
基幹職1級(部長級)1,900〜2,100

 

主任職の最短は院卒で年次8年目、学卒で10年目。基幹職3級は院卒で年次13年目、学卒15年目。昨年から1年前だしされた。なお、2級以上は常務理事と常務まで含めて幹部職という資格に建前上変わり、実質上記資格の給与体系から見直される予定。

 

評価制度:
考課には2つあって、職能と賞与考課がある。職能は年間通して、その業務の専門性やリーダーシップ力、業務の推進力、人間力を評価する。基本的にA?Eの評価があり、毎年同じ部門の同年次を相対的に評価している。賞与考課は夏と冬の一時金の加点を各職場に原資として渡され、これは職場の同じ資格の中で相対的に、業務で成果を出した人に加点が割り振られる。但し、マイナス査定がないため、基本的にそこまで差をつけない

 
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