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コニカミノルタ(株)「年収・福利厚生・給料を暴露」

企業理念

 

コニカミノルタはもともと、カメラ・写真フィルムメーカーとして創業。

 

創業から約150年に亘って培った4つのコア技術「材料・画像・光学・微細加工」を進化させ、現在ではオフィスサービスからヘルスケア、プラネタリウムに至るまで、多彩なビジネスを展開しています。また、海外売上高比率は80%と高く、世界150カ国で販売・サービスをグローバルに展開。モノづくりの会社から進化し、先端のICT技術を掛け合わせ、多分野でお客様・社会の課題提起・解決に挑戦する「課題提起型デジタルカンパニー」です。

 

コニカミノルタ(株)「年収・福利厚生・給料を暴露」

 

年収・福利厚生・給料

 

生産技術開発、在籍10〜15年、現職(回答時)、新卒入社、男性、コニカミノルタ

 

年収:850万円

 

基本給(月):50万円
賞与(年):250万円

 

給与制度:
裁量労働を選択が必須となり、みなし残業代しか出ない。よくできる社員に負担が多いが給与に差が出にくく不満に繋がっている。成果を出しても出さなくても評価処遇にメリハリが少なく、モチベーションは低い。

 

評価制度:
絶対評価を掲げているが、毎年ランクを上げる人材か否かの判断で昇給が決まっているような風潮がある。昇進させると判断された人に昇給の機会と負担が集中して、賛否両論ある。若手を評価しすぎる傾向があり、ベテラン社員のチャレンジ意欲が低い。

 

開発、在籍5〜10年、現職(回答時)、新卒入社、男性、コニカミノルタ

 

年収:750万円

 

基本給(月):38万円
賞与(年):240万円
その他(年):50万円

 

給与制度:
入社から30半ばから40くらいまでは年1万円前後の昇給が基本。管理職になれない場合は年収800〜850万円くらいで昇給が止まると思われる。
賞与は業績連動だが、ここ2〜3年は業績が悪いため一般職平均で基本給4ヶ月/年となっている。ただし、今後の業績次第では4ヶ月を切る可能性あり。なお、高評価の社員は昇給年+0.5万円、賞与+20万円くらいがもらえる。

 

勤務形態はフレックス制と裁量労働制から選択できる。フレックスは残業代が貰えるが、裁量労働は貰えない。代わりに裁量労働は基本給の14%が固定で手当として貰える。14%は月の残業時間20H/月弱に相当するが、実際の残業時間は40〜80H/月くらいが通常なのでフレックスの方が得。ただ、フレックスを選ぶと評価を下げられるので実質的には裁量労働が強制されているのが現実。

 

評価制度:
半期ごとに期初目標を立て、期末に自己評価を上司へ提出する。頑張っている社員は評価されており公平感はある。若いからと低評価を付けられることはない。ただし、目標を明確にしたり、自己評価を数値で示したりして、上司がさらにその上司へ高評価をつける理由を説明しやすくする工夫は自分自身で行う必要がある。なお、実際のところは優秀でいなくなると困る社員の評価はプラスにバイアスがかかっているように感じるので、素直に業務を頑張るのが高評価を貰う最良の手段かもしれない。

 

開発本部、研究開発、在籍10〜15年、現職(回答時)、新卒入社、男性、コニカミノルタ

 

年収:700万円

 

基本給(月):40万円
賞与(年):160万円

 

給与制度:
基本的に開発職であれば裁量労働となるので見なし残業となります。よって、残業代は毎月固定となっており基本給の15%程度が上乗せした分が毎月の給与になります。良い面悪い面があって、例えば残業時間がゼロの月でも残業代が支払われることになりますが、逆に言えばどれだけ残業しても残業代は固定なので時給が下がります。激務の部署とそうでない部署によってかなり待遇が変わってくると言えるでしょう。

 

評価制度:
評価制度としては、本人の成果と能力をしっかりと評価している……と思いますが、やはり年功序列の考え方はどこか残っているように思います。またあくまで噂レベルの話でしかありませんが、本社勤務(法務や経営企画など)と開発を比べると、本社勤務の方が昇給スピードや賞与額が高くなる傾向にあるようで、どこか腑に落ちないところがあります。いっそのこと公表して欲しいです。

 

コーポレート、係長、在籍15〜20年、退社済み(2020年より前)、新卒入社、男性、コニカミノルタ

 

年収:815万円

 

基本給(月):51万円
賞与(年):200万円

 

給与制度:
一般職はグレードが3段階ありグレード2が、主任、グレード3が係長。昔はこの上にグレード4があり、管理職候補であったが、廃止されグレード3内に更に3段階となり、グレードでの昇進をしやすくする点と、管理職にしやすくしている。一般的にはグレード3で止まる人が多く、子ども手当3万と、裁量労働制手当を含めて800万ほど。とにかくボーナスが上がらず、昇進も頭打ちになるためこれ以上はもらえない人が多い。ボーナスは会社の内部目標で変わるため、昨今結果が出ないと黒字でも最低ラインから上がらなく、モチベーションも上がらない。

 

技術職、係長、在籍5〜10年、現職(回答時)、新卒入社、男性、コニカミノルタ

 

年収:760万円

 

基本給(月):40万円
賞与(年):160万円

 

給与制度:
入社5年目くらいまでは地位や給料はほぼ横並びであるが、その後成果などにより同期でも差が出てくる。裁量労働制でなければ残業代はつくが、開発部などの一部の部署では裁量労働制を選択するような圧力がかかることもある。昇進すると賃金テーブルが変わり給料が高くなるため、昇進しないまま年を取るとそこまでの増加分はない。昔より年功序列は少なくなっている。ボーナスは業績によって変化するが、一般的には大手他社よりも低め。

 

評価制度:
最近は若手でも能力が高いと思う人が昇進している傾向がある。一方でどこの会社でもそうかもしれないが、バブル期や一昔前に能力不十分なのに管理職になったような人達が多いことも事実。

 

研究開発職、在籍3〜5年、退社済み(2020年より前)、新卒入社、男性、コニカミノルタ

 

年収事例:500万円 新卒入社3年目

 

給与制度の特徴:
大枠であるグレードと、小枠のランクで細かく給与が決まっており、個人個人の能力に応じて、グレードとランクが設定される方式。考査は毎年あり、基本的には少しずつランクが上がっていく。ただし、直属の上司とその上の部長クラスの権限で次年度のランクが決定されるため、上司や部署によって昇給のペースが大きく異なる。特に、財力の乏しい部署に配属された場合、ランクがなかなか上がらない。将来移動した際も同期とランクが大きく異なる状況となり、新部署の上司の理解が無い場合、イメージを引きずってそれまでと同様のペースで昇格するケースが散見される。

 

 
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